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狂気の科学者 ディート

彼は確かに世界一の科学者である。 だからこそ彼は手を染めてしまったのだ、 神を研究材料とするという悪行に。 当然ながら神は怒り狂った。 そのため、彼の住む国には神々とその兵が 天より襲いかかってきた。 彼ははじめ、それにすら無関心であった。 だが、なんの心変わりがあったのか、 彼は突然に神を殺す為の兵器を生み出した。 その名をエンテ。 神々に殺されし人の兵士の魂をオートマタに 入れ込み作り出した人造の機械兵器だ。 エンテは彼の最高傑作であろう。 エンテは神を滅ぼし、国を救った。 自分で襲わせておいて自分の兵器で救った。 なんでマッチポンプなのだろうか? だが、彼はなんとも思ってはいない。 きっと彼はただ自分の知的好奇心を満たしただけなのだろう。