ログイン

【最弱の神】クルクレー

原初の神の一柱、最弱の神クルクレー。 神の島(神域)で暮らしている。 元々は戦闘の神として君臨していたが、戦闘の神の『全ての戦いを把握する』という使命で、多くの犠牲を見届けてしまい、心優しい彼は耐え切れず神の使命を放棄してしまった。 原初の神々は神の使命を放棄したクルクレーを批判したが、【全知全能の神】はクルクレーの優しさを理解し、神としての使命を放棄した罰は与えるが、戦闘の神として今度は世の戦いを止めて欲しい。と新たな使命と能力を得て、クルクレーは許しを得た。 クルクレーに与えられた罰は元々持っていた能力の喪失。そして神としての力の弱体化だった。 神としての力の殆どを失い、戦うことが出来なくなったクルクレーを人々は『最弱の神』と呼んだ。 今日も最弱の神はラザリア大陸の悲しい犠牲を減らすために空の下を飛び回る。いつか平和な世界になることを夢見て…。