私はアラン、アラン=スミス。存在しない架空の存在、物語を始め終わらせる作家であり観覧者。 この名前は自分で付けたのさ。かっこいいだろう？架空の映画監督の名前らしい。私にピッタリ！ なに？それはアラン=スミシーでスミスはサッカーの人物だって？それは手痛い勘違いだ。あっはっは 話を戻そう。 私は物語を本として開き読み終えたら閉じるだけの存在。物語の内容を決めるのは物語のキャラクター達だ。私が介入するのはあまりよろしくないからね。あくまでも私は観覧者にすぎない。 私が介入するのはずばり、興味があるからさ。キャラクター達がどういった物語を作っていくつもりなのか気になるからね。よく私を殺したり破壊したり無に還したり、様々な消滅を喰らったよ。 まぁどうせ、話した内容も戦闘の記録も全てみんなには残らないけどね。 だって、私は架空の人物だから。そもそもそんなものは存在しない。 では時間だ、私は行くよ。またどこかの物語で会おう。