この国最後の大戦、天下分け目の大合戦にて、その戦場には「鬼」と言われた男がいた。 独りで千人を相手取り 首の山を築いたその男は、 その姿を知る者がこの世から消え 泰平の世に必要とされなくなろうとも 今日までその技を究め続けてきた 全ては戦に死するべく 心は、戦場に置いてきた 「定國六尺余寸」 十九の時、赤松が一番槍の武勲を果たし当時まだ一大名であった将軍より受け取った名刀 戦場にて囲まれた際に一振で六人の首を刎ねた伝説から、「六頚断ち定國」とも