サラサ・マヌンサ 17歳 女性 人間種 身長4フィート5インチ、発育不良ぎみな幼児体型 鎖骨から胸元辺りまで無造作かつ不揃いに垂れるほつれた黒髪、昏く虚ろな瞳、不健康そうな青白い肌 好きなもの:骨の鳴る音、魚の干物、自分のことを否定しない人 嫌いなもの:説教、聖職者 特技:死体操作、倹約生活、薬の調合、冷ややかな目 赤子の頃から身体に染み付いた死の臭いが取れることはない。ただ意外だったのは、世の中にはそれに怯まない変わり者も少なからず居るのだということだった。 倹約を好むのもまた死霊術の思想に基づいている。 死者の亡骸もその魂さえも無駄なく活用し尽くすのが死霊術である。死霊術士とは狂気に取り憑かれた精神破綻者ではなく、合理的な効率主義者なのだ。……と、彼女自身は思っている。 倫理観の欠如については弁明の余地もない。