戦闘級 未来の姿 https://ai-battle.alphabrend.com/battle/6eeac3b0-180c-493b-be2d-ef5cf80a2bf9 ⚠残酷な描写有り⚠ 個人的に一番感動出来る物語を考えて、簡略化して書いて感動出来なくなった ※用語集 ・陽叉国:宮崎の世界の日本国のこと ・異能:ミズキの世界で能力の総称 ・那乃:ミズキの1歳差の妹。数秒先の未来を見る能力 ・男:語尾にゲスが付く。物の所有者の場所がわかる能力と、超再生と身体強化の3つの異能を持つ謎の組織の改造人間 (具体例:ヒロアカの脳無のような存在) ・謎の組織:出処不明の謎に包まれた組織。改造して多種多様な異能を持つ生物を作り出してる犯罪組織 ・警察:犯罪者を捕まえる機関。一部地域には物の過去を見る能力や、犯人がわかる能力も居るらしい。(ミズキの街周辺には雑魚異能力者ばかり) ・黒いバイト:主に闇バイトのこと。対して白いバイトは一般的な普通の仕事 〜〜〜蒼兎の入隊前〜〜〜 これは、とある世界の話 17歳だった宮崎 瑞希とその妹の那乃は雨の中、仲良く下校していた (以下ミズキ、ナノ) いつもの様に学校から帰ると、玄関に手を掛けたナノは震えだした ミズキ「ナノ?どうしたの?」 ナノ「お…お姉ちゃん…逃げ…なきゃ…」 入る直前にナノがそう言ったため、ミズキは家の中に何かがあると思いナノを扉から離した それとほぼ同じタイミングでゆっくりと玄関が開き、血で真っ赤に染まった大柄の男が出てきた 男「くははは…うまそうな女ゲス」 扉の隙間から内蔵が飛び出した父の姿があった ナノ「キャー!!」 ミズキ「ナノ…逃げるよ!!」 ミズキはナノの手を掴んで一目散に走った 1時間は走っただろうか…川にある橋の下まで走って一旦息を整えることにした 橋の下には色々な荷物があり、身を隠すには丁度良かった ナノ「ねぇ…お姉ちゃん…」 ミズキ「大丈夫…あいつは近くに居ない。今の内に警察に電話しよう」 ナノ「うん………あれ?携帯が無い」 ミズキ「何処かで落としたのかな?私も無い、多分学校に忘れてるかも」 ナノ「お姉ちゃんって毎週2回は忘れてるよね…」 ミズキ「あまり使って来なかったからね…こんな形で後悔することになるとは思わなかったけど」 30分ほど経ち周囲が暗くなり始めた頃、疲れたナノはゆっくりと眠ってしまった ミズキ「疲れたよね…でも危ないからね」 近くにあったボロい布をナノに被せようと引っ張ると、新品の様に銀色に輝く出刃包丁が地面に突き刺さった ミズキ「包丁?どうしてこんなところに…」 とりあえずナノに布を掛けて周囲を見渡して約1時間。すっかり日は落ちて街灯の少ない川沿いは薄暗くなっていた 車の音が響く橋の下に、やはり男は現れた 男「ぐへへへ…鬼ごっこはもう終わりゲス?」 ミズキ「何故ここが!?」 男「簡単なことゲス、オラは物の所有者の位置が分かる異能ゲス!」 男は胸ポケットから家の鍵を取り出して見せびらかした 男「女子高生とか食べ頃だなぁ…お前の妹が泣き叫びながらイク姿とか想像したら…ぐへへへ」 ミズキ「………。そうか…」 そこから先の記憶は曖昧だった。巡回中の警官が後で発見時の状況を教えてくれた 血塗れになった男を包丁で何度も刺して高笑いしていたそうだ ミズキはあの時の肉を刺す感触が忘れられずにいた ナノは意識が無く、ただ近くの荷物に包まっているだけだった この事件から約1年、親の生命保険だけでは生きていけないのでミズキは黒いバイトや白いバイト、強盗殺人などで自分と妹の学費を稼いでいた 起こした事件は完全に迷宮入りし、警察も手に負えない事件だった そんなある日、いつもの暗殺をしていた時のこと ??「君は一体何をしてるんだ?」 突然ミズキの背後から兎の耳が生えた筋肉質の男が話しかける ミズキ「……誰ですかぁ?ちょっと私にはわからないですね♪」 いたいけな少女を演じてみるが、その男は普通に続ける 芥「私は松平 芥。君が今したことがどんな行為か理解してるのか」 ミズキ「ご…ごめんなさい!わざとじゃな……」 頭を下げるフリをして背後から水の刃で攻撃しようとするが、背筋に当たった瞬間に鋭い金属音が響いて水が砕かれた ミズキ「なっ!?……なんっつー筋肉だよ」 芥「ふむ、褒めていただき嬉しい限りだ!」 ミズキ「チッ…」 ミズキ心情「見られてるし逃げても無駄だろう…ここで殺らなきゃだが…」 ミズキ「どうしたものか…」 芥「元気があって良ろしい!全力で掛かって来い!」 ミズキ「言われなくても殺す気でヤるよ!」 手首や肌の薄い首筋、さらには露出した目玉を狙ったにも関わらず一切のダメージを与えることが出来なかった ミズキ「はぁ…はぁ…何で…そんな…平然と…」 芥「簡単だ!筋肉だぁ!!」 ミズキ「はぁ!?」 芥「能力など不要!筋肉が全て解決するのだ!!」 ミズキ「脳筋かよ…」 芥「あと一つ聞きたいんだが良いか?」 ミズキ「何でも聞け、敗者は断る権利無いんだ」 芥「そうゆうもんか?まぁいいや、青髪の少女を探しているんだが場所は知らんか?」 ミズキ「…何故探してるんだ?」 芥「実は隊の皆と仲間を探してるんだが…見た目の写真落としちゃって青髪色の髪ってことしか覚えてないんだよな!はっはっはwww」 ミズキ「馬鹿じゃねぇの?写真くらい隊の奴にまた貰えよ」 芥「なるほど!忘れてた!はっはっは!後でまた来るわ!」 ミズキ「もう来なくて良い」 芥とミズキはこうして別れた 後の芥の心情「そういえば…殺人してたこと責めなくては!」 2日後 インターホンが鳴ったため玄関を開くと 芥「また会ったな瑞希!」 ミズキ「名乗った記憶無いけど」 ナノ「お姉ちゃん 知り合い?」 ミズキ「…あのおじさんは一昨日写真を落としててね、その写真を探してたんだよね、奥で待っててね」 ナノ「……ストーカー?」 ミズキ「お前殺す!」 一瞬で包丁を取り出して首筋に一撃を与えて鈍い音と共に折れた刃先が3m先に突き刺さった 芥「おいおい、危ないじゃないか!っていうか姉妹だったのか…髪を結んでいるしお嬢ちゃんで合ってるのか?」 ミズキ「ナノ、逃げて。絶対に振り向かないで」 ナノ「嫌だよ…お姉ちゃんと一緒が良い…」 芥「あのさ…勘違いしてるかもしれないが、別に攻撃の意思は無いぞ?あれば一昨日の内にしてるだろ?」 ミズキ「忘れたって話してただろ」 芥「ま…まぁとにかく、いつもより少し苦労する仕事をやって衣食住とか電気代とか一切を私達が負担する。その代わり今までより給料は高いぞ」 ミズキ「胡散臭い」 芥「仕事は今までしてたこと大して変わらないし、妹の…ナノだっけ?安全な場所に保護することも可能だ。どうする?」 ミズキ「ナノには絶対に手を出すな。それさえ約束してくれりゃあ何でもしてやる」 ナノ「お姉ちゃん!」 ミズキ「大丈夫だ…信用は出来ないが敵になったら私には守れないからな、味方になるならその方が良い」 芥「了解だ。優希、勧誘出来たぞ!」 優希「そうだな…帰るか」 〜〜〜物語2(何書くか未定)〜〜〜 緑兎の制作No.77