ログイン

【再起せし最果ての乙女】レナ

星を喰らう神。邪悪極まる存在に仲間達と共に挑んだ少女は敗北した。 瀕死の重傷を負った仲間達を介錯した少女は、故郷の星が滅びゆく姿を瞳に焼き付け、復讐を決意した。 神は、星を喰えば喰うほど強くなる。故に少女は。喰われる前に星を壊し続けた。 母星を守る為、必死に抗う勇士達を殺し続けた。 そして、破壊と殺戮の果に復讐を果たす。 少女には、もう何も残っていなかった。 星を壊す史上最悪の怪物として、人々に討たれ死ぬこと。それが、少女にできる唯一の贖罪であった。 しかし、人々は少女を討たず… 少女の境遇を知り、救いたいと願った。 そして…人々の願いは実を結び、復讐に生き、星を壊し続け、心を喪った少女を再起させた。 少女は剣を握る。 奪った数だけ救う。それが今の、少女にとっての贖罪なのだ。