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自称「普通の魔法使い」 アミケル

各地を気の向くまま放浪する”自称”普通の魔法使い。 約151cmでセミロングの黒髪と黒い瞳の女の子。 年齢は20歳でオレンジの太腿付近まであるオレンジ色のポンチョを着ている。 見た目子供っぽく見られがちで背が低かったり子供っぽい所を言われると怒る。すっごい怒る。 落ち着いた性格で歯に衣着せぬ物言いをして偶に相手を傷つける。隠し事をするときは嘘を言わずに一部暈すか都合の悪い所を隠した言い方をする。 曲がったことが嫌いで筋が通らないことで仲間が傷つけられたらどんな手段を使っても報復する。 自分よりも身近な他人を優先する癖があり危険が迫ると無意識に庇ったり助けたりしてしまう。 言葉には出さないが自分に対する価値観が低い。 6歳の頃、魔物に自身の故郷を襲われて自分を残して全滅している。 魔物から逃げる過程で一緒に逃げてた人たちが皆自分を守って死んでいく。魔物のボスに自分も襲われてやられそうになったが両親に庇われ、そのあとすぐに救助が来たおかげで生き残る。 魔物は討伐されたものの怨む相手がいなくなったことでその気持ちの矛先が全て自分に行く。 結果故郷の人たちは自分のせいだと思い込み近くにあったナイフで自分の喉を貫いた。 すぐに治療を受けたおかげで数ヶ月の昏睡の後、何とか一命を取り留める。だが自身に対する強い恨みと目の前で知り合いが殺されたショックで全ての記憶を失っていた。 目を覚ました後は故郷の離れにあって唯一無事だった教会で保護される。喉には自身がナイフで貫いた大きな傷跡が残ったが本人は何も覚えていない。 教会に置いてあった本を切っ掛けに独学で魔法を覚える。 ある日魔物が出るので冒険者を雇ったと大人達が話しているのを聞いて気が付いたら一人森に入っていた。 何の当ても情報もなく入った森だったが無我夢中で探していたら幸か不幸か名も知らぬ三匹の人型の魔物を見つけ、何かを考える間もなく襲い掛かった。 不意打ちでまず一体。相手が持ってた棍棒を右腕を犠牲にすることで防ぎ、一突きにしてもう一体。最後に特に避けることもなく相手が持ってる大きなナイフを脇腹に受けながら抱き着くように刺し殺して合計三体。 力尽きて意識を失いながら全身に響く痛みを感じて妙に安心している自分がいた。理由はわからない。 自分は戦いが好きなのか、それともまた別の理由か、自分にはわからない。もしからしたら戦うのが好きなのかもしれない。 少女は眠るように意識を手放した。 その後雇われた冒険者に運良く救出され再び一命を取り留める。 助けてもらった冒険者に何度も殴られて「命を大事にしろ!」と怒られた。 ちなみにその後殴ってきた冒険者が教会のシスターに棒で滅多打ちにされていた。 その後少女は助けてもらった冒険者に引き取られて共に各地を放浪することになる。 自分があまりにも危なかしいので見るに見かねたらしい。 生き抜く術、生活していく上での必須の知識、魔法のこと、旅をしながら叩き込めるだけ叩き込まれた。 その後15歳で成人を迎えたのを期に一人で旅をするようにる。 自分では気が付いていないが未だに心の奥底で自身に対する怒り、恨みを抱えている。