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時錬金術師エヘデクセン

王都に錬金工房を持つ、ワーフォックス(狐人)。 その知識や腕前から稀代の天才と呼ばれているが、自身の納得した仕事しかしない偏屈な錬金術師。 王城からも何度か依頼を打診されているが、権力も例外ではなく、納得のいく依頼でなければすべて門前払いをしている。 基本的に人が嫌いで助手もおらず、常に面倒臭そうにしている。 とある勇者が旅立つとき、餞別として古代の遺物「時の懐中時計」を渡したが、その時計は巡り巡って自分の元に帰ってきた。 本人はその時計を、時折寂しそうに見つめているという。 名前は偽名。過去に自身の力を過信したことで、大切な人を失う事故を起こしたため、その罪を償ったと思うまでは自ら名前を封印をすることに決めた。