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怪異討伐社課長 三ツ橋 一勝

「月が綺麗ですね…先輩」 土倉井 瞳美。後輩である彼女はそう言った 少し欠けた月は夜を照らす幾千幾万の星の中で一番光っていた 「きっと半世紀後も綺麗だよ」 これは『絶対』だ 俺はそう信じた 信じていた