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【憶念の魔王】リル・ダバルバ・バルバスチア

魔王であるとして教会に討伐対象の指定を受けたかつての勇者。 身に着ける人造聖剣と人造聖鎧は、10万の人間の祈りと命を武具の形に固定した代物であり、本物の聖剣や聖鎧と同等の力を発揮することができた。 最初はただのリルだった。秘境の亜人部族の長との戦いに勝利し、亜人の言葉で勇者を意味する『ダバルバ』の称号を得た。勇者として魔王を討ち倒す事で、爵位と『バルバスチア』の家名を手に入れた。 しかし、そんな彼女は国と民に罵られ、その名を魔王に貶められた。 魔王であると弾劾されたかつての勇者は、本当に妄執に堕ちたのだろうか?それとも、人々が『彼女は魔王である』という妄執に堕ちているのだろうか?