「アハハハはっ!!!これで死んでよねっ!!!!」 「結局、私は…何もなせず…」 サラクの本 この本が読まれているってことは私はもう死んでしまったのでしょう…すいません、これ一回言ってみたかったんです。 私の知っている情報を話せばよいのでしょう? まあ知っての通り私はハナ協会から最近特色認定された桃色の砂埃です。由来は確か…伽藍堂を振る時に舞い散る砂埃からでしたね。 我蘭堂の情報も知りたいですか? 我蘭堂は妖狐工房っていう少し知名度は低い工房で造られたおのなんです。妖狐工房の武器の特徴は素材由来の軽さと頑丈さ、何より使いやすさです!自然と手に馴染んで振り回せるんです。 っと…私が特色に認定されることになった要因の事を忘れてました…確か『都市の星』級の事案をひとりで3件ほど片付けた事…でしたっけ?すいませ~ん!よく覚えてないんです! といっても都市の星と言っても図書館には食われてしまいましたがね、紫の涙さんがやられた時点で私じゃ敵わないのは察してましたし…。 私の生まれは23区…まあ父も母も解らないような状態でしたので生きるのも地獄でした。頼れる人もおらず、一緒に一夜を過ごした子が次の日には居なくっていたりしましたし…。でも、確か赤い霧さんも23区出身なのでしょう?そこだけは嬉しいです! そこで私はただ人からの信頼を買い、力を得る為に様々な命令を遂行していました。フィクサーでもないのにそこら辺に落ちているガラクタで掃除屋を相手にしたり、怪しいと言われていた隣人を殺したり…でも不思議と悲しくはありませんでした、それが私の人生だと理解していたからです。 結局、生き延びることはできずに赤い霧さんの人生の劣化になってしまいました。私にはもっと選択肢は無かったのでしょうか……? 勇者になれば、ハッピーエンドが待っていている…そう思ったのに サラクのページ HP95 混乱抵抗値87 斬撃 肉体普通 混乱中抵抗 貫通 肉体普通 混乱中抵抗 打撃 肉体普通 混乱中抵抗 パッシブスキル 花見て桜:3幕ごとにHPの10%を回復する(10回復) 強靭な意志:ダメージ2-3減少 花びらの観察:ページをドローするとき追加で一枚ドローする 伽藍堂:感情レベル3でE.G.Oページ欄に『終曲』を追加する