やぁ諸君ンン…。プロフィールというものはァ、普通、第三者視点からの書き方をされることが多いが、今回はァ！特別にィ！このグラジュヴェル・エーゼンベルトが直々に自己紹介をしてやろうッ！ ンッン～…。私の名前はグラジュヴェル・エーゼンベルト！このムーンショット帝国で大将を務めているッ！気軽に大将と呼んでくれたまえ！ 普段は、我が帝国が有する未曾有の近代兵器、魔導機械の開発や、外交を主に担当しているゥッ！私の勇ましいスピーチを聞いたことがある者もいるだろうが、よく「声が大きくて拡声器要らずで助かる」と言われるわァッ！グルァハハハハ！！ 拡声器も我が帝国の魔導機械のうちだというのに、なんたる皮肉かッ！ ……諸君！ここは笑う所だぞ。 ゥルコホンッ！気を取り直してッ。 もし戦争になったとしても、我が帝国は絶対に負けんッ！それは唯一無二の魔導機械の力もあるがッ、なにより、兵士諸君の恐怖に耐える誇り高き姿にあるゥ！ 安心せよォ！同志諸君ッ！ 猛進せよッ！同志諸君ッ！ 我々に刃向かうバァァカ共を排除し！地上に平和を齎しィィィィィィッ！！ 宇宙をこの手に収める為にィィィィィィィーーーーーー－－－－－ッ！！！！！ 帝兵証 階級 大将 兵名 UMP 名前 グラジュヴェル・エーゼンベルト 所属 ムーンショット帝国本部 魔導機械開発部 個人スキル 有 《グロースロボッツ》 魔導機械や木材、鉄板、土や岩などの非生物に口頭でのみ指示を出せる能力。 「右向け右ィーーーッ」と言えば壁が右を向くし、「総員攻撃ィーーーッ」と言えば周囲の地形や兵器が各々のスタイルで攻撃してくる。 同時に指示を出せる数に制限はなく、指示を出す個体は指定可能。声が聞こえない場所にある物は指示を聞けないが、エーゼンベルトは声がバカデカいので大丈夫だろう。 指示する無機物によって性格があり、既に所有者がいる物は指示を聞きにくい。しかしムーンショット帝国の物はこの限りでない。 また、身に着けている物に限り相互コミュニケーションが可能であり、無機物の側から弾切れや故障、着弾報告をしてくれる。