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哀愁のストーリーテラー

かつては名の知れた演劇の脚本家であったが、 ある公演で社会を痛烈に批判する風刺描写に挑戦をしたところ、 その風刺が受け入れ難い層の多くの人から大批判を受けた。 その批判に一度は心が折れたものの、思い悩んだ結果 「私が面白い物語を作りさえすれば、いずれ民衆から受け入れられるのではないか?」 と決意を新たにし、脚本一本から物書きに転身して旅を始め、危機を乗り越えた結果として、物語として様々な概念を操る能力を身につけた。 以来、征く先々に立ちはだかる強敵を題材として、自分が納得する面白さを追求した物語を書き続けている。