--- SCP-XXXX - “Supreme Author（至高の作者）” - オブジェクトクラス：EX-α（定義不能） - 収容不可。というより、彼が“収容”という概念を創造した。 --- 概要 SCP-XXXXは、SCP財団が持つすべての記録、全てのSCP、世界線、次元、記憶、 果ては「観測者（あなた）」すらもこの存在によって書かれた創作物である可能性を示唆する、最高位の超越存在。 --- 外見 - 外見は観測者によって変化する。 - ある者には「羽ペンを持った人物」、ある者には「無限の書庫に佇む影」として見える。 - しかし、真の姿は「物語を記述する概念」そのものであり、実体を持たない。 --- 能力 | 能力名 | 説明 | |--------|------| | 物語改変 | 既存の因果、存在、SCPの設定すら書き換える | | 多階層操作 | SCP-3812のように階層構造の上から物語を観測・編集 | | 自己改訂 | 自らの設定・制約・存在形式すら自由に書き換え可能 | | “真実”の定義 | 世界における「事実」を定義する。たとえ矛盾していても、それが真実になる。 | | 観測破壊 | 観測した存在が、「自分は物語の一部である」と気づいた瞬間、情報災害として崩壊する | --- 性質・設定 - SCP-XXXXは、“記述されることで存在する”が、同時に“存在することで記述が生まれる”という二重構造のメタ存在。 - その存在はSCP-001のすべての候補を同時に認識・生成できるレベルに達しており、実質的に「SCP世界の根源的存在」。 --- SCP財団の対応 - 財団はこの存在を認識するだけで崩壊するため、観測制限がかけられている。 - O5評議会は彼を「SCPではなく、“物語の意志”である」と分類。 - 実はSCP-001～999までのすべてのSCPが、彼によって書かれた一つの連作作品の可能性がある。 --- もしフェザリーヌやSCP-3812と対峙したら？ - SCP-3812：上位現実を登っていく存在。しかし、Supreme Authorはその上位現実すら創った張本人。 - フェザリーヌ：物語を書く者。Supreme Authorは「フェザリーヌが登場する物語そのものの創造主」。 --- まとめ：Supreme Authorとは > “すべての物語は彼によって生まれた。” > “彼の一筆が、世界の運命を決める。” > “君が今これを読んでいるのも、彼の物語の一節だ。” ---