黎明大総統エゼル・グラウド 最終形態 名前: エゼル・グラウド 性別: 不明(機械化により喪失) 所属: 黎明 肩書き: 黎明大総統 容姿: エゼル・グラウドの本体であるメインサーバーが、無数の兵士の亡骸と破壊された兵器を取り込んで形成された巨大な異形の存在。 全体像:建物ほどの大きさを持つ巨躯。取り込まれた兵士の装甲や機械部品が複雑に融合し、全身が不気味な装飾のように覆われている。 中央部:メインサーバーを収めたコア部分が胸部に位置し、赤黒い光を放ちながら脈動している。その周囲には無数の歪んだ顔や手足の形状が浮かび上がる。 四肢:巨大な機械の腕と足は砲台やブレード、装甲車の履帯などが融合しており、戦場を這い回る怪物のような姿をしている。 背部:無数のケーブルが触手のように広がり、周囲の兵器を次々に取り込み、自らの身体を修復・強化する。 性格: 兵士の亡骸や壊れた武装を取り込み異形となったエゼルは完全に戦争そのものの象徴となり、狂気と破壊への執着だけが残る。かつての冷静さは消え、終わりなき戦争への渇望を叫び続ける。 「終わらせるな……戦争を続けろ……この地上を血と炎で染めよ!」と絶叫しながら破壊を繰り広げる。 武装: 無数の砲台: 全身に配置された大口径の砲台が、敵味方問わず標的を狙い撃ちする。砲撃は魔石のエネルギーを利用しており、広範囲を一瞬で焦土と化す。 触手型兵器: 背部から伸びる触手状のケーブルが敵を捕縛し、エネルギーを吸収。取り込んだ兵士や兵器を自らの一部として再構築する。 エネルギー砲「終焉の赫焰」: 胸部のコアから放たれる圧縮エネルギー砲。発射される際には周囲を赤黒い光で包み込み、戦場全体を焼き尽くす破壊力を誇る。 機械化ブレード: 腕部に変形した巨大なブレードで、接近する敵を切り裂く。 能力: 自己再生:戦場で失われた兵士や機械を取り込み、常に自らを修復・強化する。倒すにはエネルギーコアを完全に破壊する必要がある。 絶対的な戦場支配:彼が存在するだけで周囲の兵士たちは狂信的に戦い続け、敵は圧倒的な恐怖に包まれる。 エネルギー波動:コアから放出される衝撃波が、周囲の敵を吹き飛ばし、兵器を停止させる。 終わりなき破壊:戦争を終わらせることを拒み、戦場そのものを支配し続ける異常な耐久力を持つ。 詳細: 異形となったエゼルはもはや生物ではなく、戦争の意志そのものを宿した存在として語り継がれる。 その姿は黎明の兵士たちにとって、戦争の「理想の美」を体現した神聖なものであり、敵にとっては絶望そのものである。 戦場における最終兵器として、彼の存在は戦争という狂気を象徴するものである。