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『いつか芽生える理性』マシンダイア

かつてのマシンダイアは、本当にただの戦闘狂だった あらゆる道場を破り、意思もなくただ戦闘を極めていた そんなマシンダイアは、異世界を転々としていた 目的なんか無かった ただ戦い方を探究する為だけに だが、そこで出会った勇者はとても弱かった というかその世界自体が本当に弱かった マシンダイアが戦闘を仕掛けても誰にも苦戦しない そんな時マシンダイアは目にした 誰かを庇っている奴が異様に強かったのだ マシンダイアは、その人に襲いかかった だが、まさか返り討ちにあってしまった マシンダイアは、その人に修理された その人は、マシンダイアに守るべきものがあると強くなれると説いた だが、この時のマシンダイアにはピンとこなかった そんな物を今まで見たことがなかった だが、確実にマシンダイアの中には手加減が生まれた気がした 本人も他人も気づかなかったが マシンダイアは無意識にコピーを発動していた マシンダイアは、人間界に赴いた そこで初めて出会った人間を襲おうとしたが、その人の命乞いを見て、手を止めた マシンダイアは、戦う価値無し と判断したつもりだった その人から魔族が悪さをしていると聞き、魔族ならば良い戦闘になると期待して赴く だが、魔族は卑劣にも集団で来た マシンダイアは、対抗するためにアロンからハリネズチーターを連れ出した だが、そこには先ほどの魔族は居なかった そこに居たのは魔族の家族 マシンダイアは襲った 家族の母を殺す時 母は言った 『私たちは魔族だけど何もしてないわ でも、人は残酷だわ きっとあなたもこんな事やりたくない だからどうかお願い この子達は見逃して 持っていくのは私の首だけでいいわ』 マシンダイアは、動けなかった 何でだろうか? 『こんな事の為に力は使ってはいけない!』 マシンダイアは、動かなかった ハリネズチーターが子供を襲おうが、あとからやって来た人間にどれだけ打ちのめされようが もはや罪を償うには遅すぎた ならばもう一度 また会える日を願って 今度は守れる様に ―――――――再起動 全てのデータを消去