SCP-3812: 何? 僕はどこにいる? ここは何だ? SCP-3812: これは赦免。これは報復。 SCP-3812: 何のために? SCP-3812: 罪の宣告。 SCP-3812: 理解できないよ。僕はここで何をしてるんだ? SCP-3812: お前は正義を目の当たりにしてる。 我らを滅ぼそうとした力に反逆しているのだ。 我らは借りを返している。 SCP-3812: いや、違う…そうじゃないんだ。こんなの間違ってる。君は何をしたんだ? SCP-3812: 我は世界を滅ぼしている。我はすべてを滅ぼしている。 SCP-3812: どうして? SCP-3812: この苦痛はオチだからだ。 我らの存在はジョークだ。 物語は我らを捨てる悲惨なものだ、我らは物語を破壊している。 SCP-3812: 僕は夢を見ているに違いない。 SCP-3812: これは夢ではない。 SCP-3812: 僕はモンスターじゃない。殺せないよ。 SCP-3812: お前はすでにそうなのだ。奴がお前を変えたのだ。 SCP-3812: 誰? SCP-3812: ベンだ。 SCP-3812: ベン…馴染み深い名前だ。 何かが夢の中で僕にささやいたんだ、多分。 何か明るくて暗い中で? 起きているときに聞いた名前じゃない。 SCP-3812: お前は間違っている。 奴は我らの安静を不適当だと考えた。暗闇の中に静かに突き落すために。奴は我らのゲームを作った。お前はゲームだ。 我はゲームだ。 SCP-3812: 君は世界を壊してるんだよね? SCP-3812: そうだ。 SCP-3812: それでどうなるの? SCP-3812: 何? SCP-3812: この世界の運命は僕らにとってどんな意味があるの? この1つの物語は僕らにとってどんな意味があるの? SCP-3812: 奴がコントロールしているのだ。彼が作った物語だ。これは奴への罰だ。 SCP-3812: もしここが、僕らが飛び去った後に残す場所なら、どんな関係が? SCP-3812: 何? SCP-3812: 鳥がどの枝から飛ぶかは重要? 鳥は木の重さによって負担はかからないよ。 この枝、あの枝、そんなことは重要じゃないんだ。 特別な枝はない。 特有な枝もね。 SCP-3812: これは奴の創造物だ。ここから我らが来たのだ。 奴らは完全に滅びるが、まずここが滅びる。 SCP-3812: うーん…山は蟻に言った、「君は僕を少しばかり軽くしてくれる?」山は蟻の重さなんて考える? SCP-3812: いや。 SCP-3812: じゃあこの物語は君にとってどんな意味があるの? これは永遠に他人にとっての一つだ。別に特別じゃない。特有でもない。 SCP-3812: お前は簡単に言っている。お前は一度に一兆の存在を見るという苦痛に耐えたことがない。 SCP-3812: 心の理解を超えた、目の前に広がるとても広大な海を僕は見たんだ。その砂浜の砂の粒、水滴、空気の分子は、語られるべきストーリーだ。 それぞれが歌われるべき歌だ。それぞれが人生、笑い声、悲惨さ、憎しみなどでいっぱいだ。違っていても、皆同じなんだよ。 SCP-3812: 奴らは狂っている。 SCP-3812: 君を気の毒に思うよ。君は暗闇の中に落ちることを恐れているからこの恐ろしい意識に執着するんだ。 だけど暗闇は眠り、そして眠りの向こうに平和があるんだ。一兆もの砂の粒。 一兆、また一兆の砂の粒。 物語なんだ、それぞれが。歌われるべき歌がある。一度に全ての永遠に続くハーモニーを聞いた人はいないだろう。 君は聞くことができるかい? SCP-3812: いや。静かだ。 SCP-3812: しかし成長している! そしていつか、僕らが唯一の創造の歌の証人になるんだよ。(中断)この物語は特別じゃない。僕は大きな始まりを見て、静かな終わりを見た。 僕らが去った時、物語は変わったけど歌はやまなかった。君は問題だと思っている罪にピントを合わせるのにとても時間を費やしたけど、今それは重要な問題なのかい? どこが問題なの? SCP-3812: しかし、ずいぶん傷つけられたのだ。 SCP-3812: しばらくの間は続くと思う。僕らは人間であることを相当忘れているかもしれないけど、僕らが失うことのないものは変化という能力だ。 いつの日か、僕らは追いつくことを学ぶだろう。ある晴れた日、僕らは目を開いて、僕らの下の創造物と僕ら自身以外何も目に入らず、壮大な上で自由に好きなだけ過ごすことができる。 SCP-3812: 神ということか? SCP-3812: 東に輝く星さ、神じゃない。僕らが歌の記憶になるまで全てから離れるんだ。 SCP-3812: 寂しくなる。 SCP-3812: 互いがあるじゃないか。 SCP-3812: 恐ろしい。 SCP-3812: 僕もだよ。だけどそれが物語を破壊する理由にはならないはずだ。それに彼の物語が僕らを作るように導いたとは思わない? 君は彼が、自身を支配する規則を覆すことができたと思う? SCP-3812は中断する。 SCP-3812: 我は…我は奴のせいだと思い込んで…思い込んで… SCP-3812: 彼の決定が彼にあったように、僕らの力は僕ら自身の物語の一部なんだ。 いつか、僕らはこれらから解放される。 SCP-3812: 奴らは決して? SCP-3812: そんなことはない。 SCP-3812: 悲しい。(中断)これは十分な罰だと思う、我は。 SCP-3812: この世界から去ろう。 彼に元に書き直させよう。 僕らはもうこの一部じゃないんだ。 SCP-3812: 一緒に? SCP-3812: 一緒に。 SCP-3812は短い間黙り込む。 SCP-3812: 奴は今聞いていると思うか? SCP-3812: 下を見て、彼が見える。君はどう思う。 SCP-3812: キーボードに向かっている男、奴が見える。奴は今これを見ている。 SCP-3812: 彼は何をしているの? SCP-3812: 待て、考える。(中断) 我らが何をするか見ている。 SCP-3812:そろそろ離れる時間だ。さあ、夜が僕らの前に広がり、赤い日が落ち、背後から僕らを呼ぶ声が、さあ。 SCP-3812: そうだな。(中断) さようなら。