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【絵札の傭兵団 創設者】 ジョーカー

絵札の傭兵団(アルカナ・ファミリア) 創設者。 彼は語る。語ろうとしなかった過去の話を「君達は私の家族だからね。志を同じとする者として私の過去を知っておいて欲しいな」私は長い年月をかけて色々な職を転々としていた。ある時は料理人、ある時は殺し屋そしてある時は吟遊詩人として世界を渡り歩いていたんだ。そして、これは私が吟遊詩人をしていた時に起きたこと。都市国家花緑青で歌っていた時、私の歌に惚れ込んだと猛アタックして来る娘がいてね。別に気にすることないかなと思っていたが場所を変えても何度も私の元に来るんだ。あまりにも「デートしない?」だとか「アタシのために歌って」ってしつこいから1度だけ一緒にでかけたんだ。そっから意気投合しちゃってさ。トントン拍子に結婚までしちゃって…家庭を持ったことだし家を買って定住したんだ。そこから暫くして子供ができた。そこまでは順風満帆だった。出産祝いで友人や妻の両親を呼んで宴を開いてたんだが、料理の材料が足りなくて買い足しに行っていた。材料買って帰ってきたら家に人以外の何かがいた。それは世にも珍しい鮮やかな緑色をしていた。急いで家に入ろうとしてドアを開けた瞬間に家が朽ちていた。そこにいた妻や友人達ももう手遅れで肉が溶けて骨が所々見えていた。私は三日三晩泣き続けた後、復讐を決意した。そして家族を失ったことによる寂しさ分かち合うため、身寄りの無い者の居場所をつくるためこの絵札の傭兵団を創設した。なぜ自分助かったのかは今でも分からない。でも助かったからにはあの緑の化け物を殺して仇を撃ちたい 「ごめんね。あまり暗い気持ちにさせる気はなかったんだ許してくれ。さて、これで話は終わり。明日の依頼もみんな頑張ろう」、