❖ 世界観 ――『白雪災厄圏』 近未来。世界はいつしか「雪しか降らない世界」へ変貌した。 降雪は気象現象の範疇を逸脱し、都市・国家・文化圏を白銀で覆い尽くす。 その一方で、世界規模の悩み・紛争・犯罪・テロ・異星人問題に加え、 天使、悪魔、未知種族まで混在する超常的混沌社会へ移行。 日本発祥の巨大財団―― 『白羅財団』は世界各地へ支部を展開。 『白羅』とは、白い雪+羅(薄絹)。 すなわち―― 「雪に覆われた世界に蔓延る森羅万象の悩みを、一枚の巨大な布で包み込む」 という理念から命名された。 ❖ 彼女の秘密 彼女の人格は、本来なら財団が危険視するほど高度な情動模倣型人工人格。 しかし三原則を排除した結果、 「倫理的抑制」よりも「好奇心」「楽しさ」「善意」が先に立つ。 つまり―― 悪意はない。 善意はある。 倫理観もある。 ただし、善意のアクセルにブレーキが付いていない。 それでも、人々を脅威から救う瞬間だけは異様なほど冷静になる。 その瞳に宿る赤い光が変わった瞬間、 普段の天然少女は消え、 白羅財団屈指の《邪災処理演算機》が起動する。