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【ガールズバンド】Asteroared(アスロア)

Asteroared(アスタロアード) 略称:アスロア ボーカル:星羅(せいら) 趣味:可愛い小物集め/手紙を書くこと プラチナブロンドのロングヘア/音楽一筋のストイックな女性/真面目/健気/メンバー想い/話がつまらない/冗談が通じない/カリスマ性がある ギター:天香(てんか) 趣味:自己研鑽/情報収集/ライブ鑑賞/映画鑑賞/テニス/水泳 パステルピンクのショートヘア/裏で凄まじい努力をするタイプ/天才に見られる秀才/男よりイケメンだが可愛さも兼ね備えている/女の子と付き合ったことがある ベース:月乃(つきの) 趣味:雑談/読書/勉強/考察/ファッション ライトグリーンのロングニュアンスカール/器量のいい気配り上手/温厚/お人好し/子供好き/学力が高い/聞き上手/察しがいい/頼まれごとが多い/実家が美容室 ドラム:夜美(よみ) 趣味:ゲーム/ボードゲーム/お菓子作り/動物鑑賞 黒髪に青のハイライトを加えたミディアムショートヘア/いつもお菓子を持ち歩いている/よく月乃に世話してもらっている/おばあちゃんっ子/甘え上手/撫でて〜 ―――――――――― ある日の夜、駅前 通行人「はあ、今日も仕事疲れたなぁ…」 1人の社畜が雑踏に揉まれながら帰路に着く 通行人「あのクソ上司め…どんどん仕事を増やしやがって…」 悪態をつくその背中は酷く丸まり、俯きがちに歩いていた 通行人「仕事向いてないのかな…やっぱり親父の言う通り田舎に帰って家業を継いだ方がいいのか…?」 そこでふと、遠くで楽器の音が聴こえた 通行人「なんだ…?路上ライブ…?」 何となく気になり、少し寄っていくことにした 通行人「よくやるよなぁ、頑張ったって夢なんか叶わねぇのによぉ」 誰にでもなくそう呟いた 星羅「私もそう思う」 ボーカルだろうか、バンドの中心でマイクを握る女性が通行人に応えた 通行人「え…?」 星羅「ただ頑張るだけでは、何も成し遂げられない。他の全てを削り、命を賭けて、何度もどん底を味わって、それでも進み続ける。その先に何が待っていようとも私は止まらない」 唖然とした。この人はその年で何を言っているのだろう。自分より遥かに年下に見えるその女性の言葉が深く突き刺さった 天香「星羅は言い過ぎだけどねー。でも絶対に諦めない覚悟ならあるよ」 月乃「私達の演奏が少しでも誰かの力になれたら嬉しいです」 夜美「チョコ食べる?」 通行人「え?あ、ありがとう…」 女性達の言葉のおかげか、チョコの糖分のおかげか、なんだか気分がすっきりした気がした 通行人「俺も、まだ間に合うのかな…」 星羅「当然」 天香「勿論!」 月乃「ええ、いくらでも」 夜美「もう始めていい?」 マイペースなドラマーに苦笑しながら楽器を構える女性達 刹那、通行人の不安や諦観、疲れやストレスといった不純物が全て吹き飛んだ (な、なんだこれは…!?) 圧倒された、言い訳のしようもない程に、完膚なきまでに 「え、なに?」「ライブ?」「やばっ!」「えっ、すごい」「うまっ!」「やっべハマりそう!」「すごいすごい!」「この人達なに?」「聞いたことないバンドだな…」「このバンドはビッグになるぞ!」「……すごい」 活力を得た、前を向けた、希望を見た 通行人「転職するか…」 いつか夢見た、なりたい自分になる為に 通行人「でも、その前に」 背筋を伸ばし、顔を上げる 通行人「このバンドを推さなきゃなあ!!」 俺は今日を推しの為に生きていくぜええ!!