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“架電の処刑人” エレクト・キュラロス

圧倒的な実力と破壊力で、若くして“英雄級《ネームドクラス》”となった天才少年 物忘れが酷く、3歩歩くとすぐに忘れてしまう 能力は『自己発電』 自身の筋肉を収縮させることで電気を発生させることが出来る その規模は凄まじく、発電によるエネルギー量は大都市で消費する電力の1週間分にも匹敵する だがこの能力は後天的なものであり、人体実験によって後付けされたもの そのため能力が完全に馴染んでおらず、発生した電気が神経節を焼き、脳細胞を焼き焦がす 故に、彼は何も覚えられない 自分の過去の経歴も 自分がこうなった理由も 昨日見た夢さえ、彼は覚えられない 脳を焼く電撃が、次の瞬間全て忘れさせる しかし、彼はそれでも笑う 高電圧に脳を焼かれようとも 稲光に肌を焼かれようとも 雷矢に肉を切り裂かれようとも 彼はただただ進み続ける いつか『一緒に自由になろう』と約束した、名も知れぬ誰かのために