【妖精】と対をなす【イデアの獣】。 人に夢を抱かせるのが妖精ならば、 人に現実を見せるのが獣の役割。 感情を喰らう【イデアの獣】の中でも願望を好んで食すのが彼女である。 個人の願いだけではなく、集団や組織などが共有する望みも対象になる。 願望に至るまでを近くでサポートし続け、支援やお世話、時には護衛や戦闘もこなす。 そして願いが叶った時、願望が現実へと変わる瞬間にそれを結晶化させ喰らう。 願望を食べられたヒトは掛けていた熱意や想いを失い、結果だけが残る。 【イデアの獣】は人類を前に進める存在であり、基本的に善良な存在が多い。しかし、願望を喰らう種は願いを失った個人を多く見るので結果として歪んでしまう。 マリアも元々は純粋な善意で人を助けていたが、現実を見せるために願いを喰らう本能からは逃れられなかった。 今では人が願いを失い呆然とする様を心の底から楽しんでいる。 また片手間ではあるが、剣に封印された同族を探している。