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【救済を】ミラージェン・ローネス

両親は私を疎んで、捨てた。 ゴミの集まる場所に。私の傍には、誰もいてくれなかった。 向こう側にいる、他の子供たち。 愛されて笑っている。楽しそうな子供たち。 寂しかった。ずっと寂しかったんだ。 そうボロボロになって、ようやく気付きを得ました。 ゴミ山のまだ使えそうなガラクタや鉄クズを売って、私は何とか生きていた。 そこで、人生の転換点を発見したんですよ。雨がよく降っている日だったはずです。 何かを漁らないと生きていけないから、私は 雨に打たれながら、ずっと使えそうで売れそうなものを探していました。 そこで落ちてきたんです。足の欠けた、ピアノが。 恐る恐る近付いて、気付いたら私は弾いていたんです。 楽しかった。雨に打たれるのさえ、祝福に感じて、よりインスピレーションが溢れて! 数分、演奏とも言えない乱雑な演奏をし続けて、ようやく気付きました。 人がいたんです。笑ってる、どこか無機質だけれど笑ってくれている。そんな人が。 私は嬉しくて嬉しくて、鍵盤を叩き続けた。 そこで、大人に声をかけられたんです。 そこからは、余り覚えて居ないのですけれど、いつの間にか孤児院にいました。 そこで、引き取られて… 私の身の上話など興味も無いか。これ以外にも転換点はありますが、それはまた今度に話します。