吹雪が渦巻く絶壁で育つダークカカオの実を、冬の冷たい風でもう一度乾燥させたところ、激苦のカカオニブができあがった。生地が凍りつくほど寒い場所で育ったからか甘みもなく、冷たく孤独なクッキー。クッキーが3種集まってやっと持ち上げられるブドウジャムチョコソードを自由に操れるほどの怪力の持ち主で、その力は剣で空を一斬りするたびに雷が落ち山が崩れるほどらしい。ダークカカオクッキーは常に行動で責任を果たす立派なクッキーだった。しかし黒粉戦争以来、城に閉じこもり孤独な時間を過ごしているそうだ・・・。冷たく閉ざされたダークカカオクッキーの心に温もりがかえる日は来るのだろうか・・・