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【 気圧す威徳 】

「至り得た境地のその先。」 人は、果たして完全に罪を精算できるだろうか。 世界記憶には万物が記録されている 当然災害もその一部だ この竜はかつて真価を発揮し、そのために眠りについた それは大海嘯と言える程度のものでは無く... もしかすれば、マーレに人が1人も居ない事も... だが、彼の波が本当に人の滅のために使われたか それは定かではない 世界記憶に記されているのは 『「星を飲む大津波」があった』という事実だけだ そしてその星がマーレであり あの戦争の終幕とほぼ同時期だとすれば... 彼を疑うのも無理はない、だろう?