ログイン

【英愛高校の美しき前生徒会長】白瑞鳥 綾華(はくずいちょう あやか)

英愛高校で常に生徒会長を努めていた超人。前理事長の娘であり、幼少期から帝王学と英才教育を受けていた。 その高校生離れした美貌と知性、スタイルの良さに身体能力など、一人だけ世界観が違うと評判だった傑物で、人間的な弱みをほとんど見せなかったとされている。 しかし、彼女は英愛高校を牛耳る裏生徒会の会長でもあった。 英愛高校を政界や様々な企業で活躍する逸材を送り出す学び舎にしようと企む理事長の野望の実現の為に、様々な手段で独裁を行っていた。 入学後はその実力で瞬く間に校長から実権を実質的に奪取して天性のカリスマ性で信奉者を増やして勢力を拡大し、通常の業務を行う『表生徒会』と学校を支配して生徒達を知らずのうちに縛り上げる『裏生徒会』の二つを立ち上げ、それらの長として辣腕を振るっていた。 裏生徒会に気づき、意に沿わぬ行為をする者を粛清する風紀委員を手先として使い、もはやアウトローですらも彼女に歯向かうことはできなかった。 英愛高校の格闘大会において、赤音との最終決戦で敗北を喫した後は、保身を考えることなく理事長の不祥事を全てテレビの前で公開して裏生徒会の解散宣言をして失脚させた。 その後は英愛高校を自主的に立ち去り、生徒会を黒江と赤音に任せて後を濁す事なく立ち去った。 【現在】 白瑞鳥綾華は現在は理事長の座についており、時折この英愛高校に教鞭を取りに来る。元より、人を教え導く事に長けていた為に未成年でありながら既に成功者として歩んでいる。 今もこの高校に伝わる『鳥の名前を冠した脚技』は全ては彼女が源流である。 黒江は綾華の用いていた格闘技を扱いやすくアレンジし、より平易に、より効率的にトレーニングの仕方もマニュアル化して纏めた。 格闘技の他にも、英愛高校を立ち去った後も綾華の残した功績は忘れられたとしても生き続けるのだろう。