【前日譚】 世界歴25000年、この世界は、魔王「ヌル」により侵略されていた。 ヌルは、虚空から生み出した軍勢で世界中に侵攻していた。 世界中の国々は団結するも、その圧倒的な力に押され、続々と陥落していた。 【始動】 世界歴25015年、アインス(20)の住む国、ベルリ連邦国に、神託が降りた。 「この剣をこの国に授けよう。この剣に認められた者は、唯一魔王を倒せる勇者となるだろう。」 国王「アインフンダート」は、国中の民を集め、授かった聖剣「リミテッド」を持たせた。アインスがそれを持った時、リミテッドは光り輝いた。 翌日、アインスは勇者となり、魔王討伐の旅に出ることになり、仲間を集める事になった。 しかし、皆怯え、誰もアインスに着いていこうとはしなかった。 しかし、そんなアインスに声をかけた者がいた。 「俺でよかったら、ついて行くぜ。」 そう、ツヴァイ(19)だ。 そうしてアインスとツヴァイは、仲間になった。 【道中】 2人の旅は、過酷ながらも愉快な物であった。 魔物との戦い、無限に続く迷宮、狡猾な罠、そんな過酷さの中にある、愉快な時間。 それが、2人の何よりの楽しみだった。 【魔王「ヌル」】 世界歴25020年、ついに2人はヌルの待つ城、魔王城へと辿り着いた。 魔王城の中は、今までとは比べ物にならない過酷さだった。 災害級の魔物たち、四天王、その全てを乗り越えた2人は、ついに魔王の元へ辿り着く。 「ついに来たか、勇者よ。」 「なぜこんな事をした!人々を殺した!」 「なに、ただの暇つぶしさ。」 アインスは、決意を抱いた。奴だけは、許してはならない。 アインスとツヴァイは、既に地上最強級の力を持っていた。 しかし、ヌルの力は、圧倒的だった。 2人の完璧な連携も、聖剣の一撃も、大魔法も、全て虚空に飲まれた。 このまま死ぬのか?使命は、果たせないのか? 「何弱気になってんだ!アインス!」 ツヴァイは、まだ諦めていなかった。 「ああ、すまない、もう大丈夫だ。」 ツヴァイがいる。そう、彼は1人ではないのだ。 魔王がいくら強かろうと、理不尽だろうと、2人の絆は引き裂けなかった。 聖剣「リミテッド」有限の力、しかし、仲間がいれば、限界は越えられる。 2人の絆の一撃は、ヌルを、0を、超えた。 「ありえない…なぜだ…我が力は…無限の…はずだ…」 「ああ、確かにお前は無限の力を持っていた。だが、お前は1人だった。」 【凱旋】 世界歴25020年、遂に魔王は討ち滅ぼされた。 世界は平穏を取り戻し、2人は英雄となった。 「よくぞやり遂げてくれた!英雄よ!」 …… 【遺され、繋ぐ者】 世界歴25030年、アインスは、病に伏していた。 魔王が死に際にかけた呪い。それは、アインスを蝕んでいた。 「僕はもう長くない…君に託したい物があるんだ。」 アインスは小さな箱を取り出した。 中には、ネックレスが入っていた。 「ツヴァイ、これに僕の魂を込めた。これからは、これを僕だと思ってくれ。」 「ああ、ありがとな、相棒。」 数週間後、アインスは永遠の眠りについた。 「アイツの意思は、俺が継ぐ。遺された者としてな。」 ~完~ Bebe「こんな長いプロフィール書いたの初めてで、だいぶ違和感あったり適当な所はありますが、書いてて泣きました。 アインス君善性やらなんやらかかってとんでもない強さになってます。(あと1部どちゃくそ強いキャラの記述参考にさせてもらってるのもあるかも) いやなんかおかしくない?なんでこんな強いん?