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【堅氷に咲く立花】北斗 梅乃(ほくと うめの)

退魔協会シリーズ 梅乃の家は代々退魔の神事を執り行ってきた家系で、雪女の血筋を絶やさぬように婿養子をもらっていた。独身の彼女は、ここ最近母からいい相手はいないのかとしつこく迫られている。彼女自身もついに三十路に突入してしまったことに焦りを感じながら、好物であるラーメンを啜っていた。 「ハァ…こっちは仕事で手一杯だってのに…。まあ、今日はそんなこと忘れて食べるか。ほら、お前も遠慮せず頼め!今日はアタシの奢りだ!」 彼女は1級退魔師であり、退魔協会の中でも一握りの逸材である。その圧倒的な威圧感や、戦闘で敵を容赦なく殲滅する様子から、「鬼軍曹」「冷血の女」などと陰で呼ばれ恐れられていた。しかし、彼女もまた1人の血の通った人間である。彼女の趣味は恋愛小説を読むことで、いつかこんなロマンチックな恋愛がしてみたいと願う日々だった。周囲の人々に幻滅されるのを恐れ、本人はこのことを秘密にしている。 「なぁ、ちょっと化粧品売り場に寄ってかないか?アタシちょっとこういうのはよくわからなくてな。……お前に選んでほしいんだ。」 冷却ガトリングガン 雪女の能力により、弾に冷気を込めて発射するのを可能にしたガトリング砲。とてつもない弾幕を張ることができ、超高火力で敵を一匹残らず殲滅する。ただ、重量がかなりあり、20kgを超える。梅乃の素早さが低い要因である。これを背負いながら動き回るのは、彼女にしかできない戦い方である。 最後まで読んでくれてありがとう!