八継 蛛華（やつぎ しゅか） 誕生日:8月6日 年齢:12歳 身長:144cm 容姿:黒髪黒目、ロングヘア、かわいい！ 服装:深緑色のパーカー、灰色のミニスカート 異能:？？？ 人工異能:虫との意思疎通を可能にする 好きなもの:人間や虫などの生き物全般 嫌いなもの:辛い食べ物、生き物を無意味に殺すこと <経歴> とある研究施設で育った少女。 自分自身のこと、家族構成など基本的なことは覚えているが研究所に入ってからの記憶がなく、なぜ研究所にいたのか、なぜ虫と話せるのかなどは覚えていない。 ある日、蠱毒第一実験場にて蠱毒・大百足と出会う。外に出たいと願いながらも実験場を破壊する事が出来ず諦めていた大百足を励まし、心を交わすことで力を与え、共に外へ逃げ出した。現在は日本の何処かの深い森の中で大百足やたくさんの虫たちと暮らしている。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ <世界観補足> 『怪異』 現代科学および現代魔術理論において説明が不可能な現象の総称。 『蠱毒』 怪異の一種。百を超える毒虫を殺し合わせる儀式であり、通常は人間によって作られる怪異である。生き残った最後の一匹は最初は普通の虫であっても儀式終了後ありえない変異を起こしており、そのメカニズムや法則性は不明。 『怪奇的異常現象及び特殊指定怪異生物研究所』 通称怪異研。蛛華が育った研究所。怪異の中でも蠱毒を専門的に研究しており、政府と連携して怪異を研究している……表向きは。 裏では人為的な怪異の生成や軍事利用を研究し、他にも人間の持つ異能に関する実験として、人工的に異能を再現する実験やまだ目覚めていない異能を脳を弄ることで強制的に覚醒させるという非人道的な実験が政府主導のもと行われている。 創設者は蛛華の父親である八継 鍊慈郎（やつぎ れんじろう）。 最初は鍊慈郎とその友人たちで自分たちの好きな虫や興味を持った怪異を研究するために作った研究所だったが、政府の役人を名乗る望月 遠哉（もちづき えんや）という男に当時まだ幼い息子と娘を人質に取られ、やむなく現在のような研究を開始した。 ちなみに鍊慈郎は異能の研究は専門外のため直接は参加しておらず、蛛華が人工異能の実験に使われていたことを知らない。