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【主人公】勇者

始まりはひょんな事だった ソロでダンジョン攻略中 突然上から降ってきたスライムに 窒息死させられた 死ぬのか…そう思った瞬間 ダンジョンの入口に戻っていた 当然困惑したが 取りあえずダンジョンを攻略した そして仲間も集まり 楽々とダンジョンを攻略していた 巻き戻りの事なんてすっかり忘れていた そしてチームでダンジョン攻略中 魔物に追い詰められ 最終的に仲間を先に行かせて 死んでしまった しかしその瞬間 死んだ階層の前の階層に戻っていた 仲間に聞くが全員覚えが無いと答えた この時から少し感じていた "俺が死んだら時間が戻るのでは?" その事を思いながら 何とかダンジョンを攻略した それから数日後 拠点にしている村に魔物が攻めてきた 何とか追い払ったが かなり疲労していた すると隠れていた魔物に矢で 貫かれて死んでしまった そしてまた時が戻った 俺は魔物をひとり残らず皆殺しした それから数ヶ月の時が経った 場所は魔王城の目の前 おぞましいオーラが漂い 中からは魔物の吐息が聞こえる 俺は仲間と一緒に心して扉を開けた 魔物を倒しながら見えたのは扉 俺達は扉を開けると 玉座に鎮座している魔王が居た 俺達は全力を出して魔王に戦いを挑んだ しかし魔王は強すぎた 仲間は全員殺され 俺だけが残った 魔王は魔法陣を発動すると 俺は弾け飛んだ するとその瞬間また時が戻り 目の前にあるのは魔王が居る扉 俺は確信した "俺が死んだら時間が戻る" 俺は仲間達に作戦を話すと 俺は扉を勢い良く開ける その瞬間仲間の魔法使いが魔法陣で 魔王を拘束し その隙に俺と戦士が 高威力技を魔王にぶつける マジックポイントが切れた時 魔王は直視できない程 醜い顔になって死んでいた 俺達は魔王城から出て 迎えの馬車に乗って 街に戻った そして俺達には国王直々から 表彰が贈られた しかしその瞬間時が戻り 気が付くと始まりの森に居た 俺は思った "この世界は何かがおかしい" そうして俺は何度も試行錯誤した そして俺は分かった まず俺が居る世界はゲームである事 次に俺は"プレイヤー"と呼ばれる 神のようなものに操作されている事 そして俺が死ぬと自動的に戻され "セーブポイント"と呼ばれる場所に 自動的に戻される そして最後 このゲームをクリア…つまり魔王を殺すと 自動的に始まりの場所に戻る事 つまり魔王を殺しても また自動的に戻される 俺は憎いと思った こんなのあまりにも理不尽だ 俺はひたすら憎いという感情に 乗っ取られていた そして俺は気が付くと 巨大建造物が立ち並ぶ所に居た 俺は確信した "ここが現実だ"と よく見ると持っていたゴールドは 全て"円"と呼ばれる物に変わっていた 俺はすぐに俺が居たゲームを探した そしてゲームを見つけたが どれも安い値段で取引されていた それから俺は現実世界の事を 調べ尽くした そして俺は思った "この世界で死ぬと巻き戻しは 適用されるのか?" 俺は試しに車に轢かれてみた 次の瞬間道路に戻っていた やはりそうだ…! 俺はそう思った。 そしてそれからありとあらゆる方法で 死に続けてきた それから数日後 俺は自分のゲームを購入し 起動してみた 幸いな事にゴールドは腐る程あったので家等も購入できた するとゲーム画面が流れ タイトルが出てくる 俺はゲームをプレイしていた所 ふと思った "魔法使い等のスキルをこちらに 持ってこれるのか?" 俺は早速液晶に手を伸ばしてみた するとドットが俺の手に集まってくる ドットが俺の体全体を囲うと オレンジ色のオーラが俺の体に 付与されていた 試しに炎魔法を詠唱すると 本当に炎を出せた それから俺は魔法をこちらに取り出し 魔法を習得した そして俺は本格的に"計画"を 実行する事にした 俺は魔法を使い 街を破壊していった 警察とか言う奴等も居たが そんな物俺の敵ではない どんどん街を破壊していく俺だが 一人の警察が俺の前に立ち止まる 警察は銃を構えると 銃で撃ってきた 俺は反応する暇なく胸を貫かれた だがまた巻き戻しが発動する しかし巻き戻った瞬間また銃で撃たれる 再び巻き戻しが発動するがまた撃たれる 巻き戻しが発動した瞬間 俺は警察に撃たれているのだ 銃弾はスピードが高く 避ける事は出来ない そうやって俺は撃たれ続けて 死に続けた しかし俺はとある事を思いついた "巻き戻った瞬間銃弾を止めれば 死に続けるのを防げるのでは?" 755213954272回目のループ 俺は巻き戻しが発動した瞬間 念能力で銃弾を止めた 警察は驚いた顔をした そのまま俺は銃弾を警察に弾き返し 警察の胸を貫いた 俺は警察の死体の上を歩き 街を進んでいこうとした瞬間 突然撃たれた 生き残りの警察だった 死んだ警察の銃を使って 俺を撃ったらしい しかし俺は念能力で警察から 拳銃を取り上げ 自分の頭に銃を突きつける 「遺言はどうしようか? まぁ…そんな物。「無い」けどな!」 俺はそう言い放ち 銃で俺の頭を撃ち抜いた そして755213954273回目の ループが始まる