各々の世界との壁が壊れた世界群。 その治世のため、管理者Ga.c=evo.の魂を個々に預けた"エイリアス"の一人。一人?一台? 元々は冒険者ギルドに指名手配されたとあるマッドサイエンティストによって"娯楽目的で"生命が与えられた。同じように、家電に何体も娯楽目的で生命が与えられていた。そして飽きたり乱暴な使用で壊れたりするとゴミのように捨てていた。 とうとう娯楽目的で既存の家電を"処刑"するための破壊兵器を作り出し、それは管理者を巻き込む出来事となった。華幸が出向き討伐されるはめになった。 その時に最後に"処刑"されかけていたのが大村だった、華幸がギリギリで救いだしたが、もう掃除機として機能せず、なんとかしゃべることだけが出来る状態だった、「生まれてこなかったらよかった」という大村に華幸は生い立ちを話し、魂を預けた。 その後は、管理者の管理下の研究所に所属、エイリアスに相応しくなれるように風魔法を練習している。そして日に日に魔改造を受けている、改造している時は痛覚が効いてしまうためその研究所の博士も嫌いだが、なんだかんだ信頼関係を得ている。 その力は蔓延る悪を掃除するため……