ニールは世界五大企業【ユーロ・ブリティッシュ合同企業共栄圏】の特務執行部隊【ARTEMIS】所属の青年 15名いる隊内で、その序列は9位であるが、ミッションで彼の戦いぶりを見た者達からは、その順位が低すぎるのでは無いかという声が上がっており、それは上層部の耳にも届いている 事実、地中海を拠点に活動をしていた反企業勢力【地中海自由連合艦隊】の討伐戦においてはニールは彼らの第三艦隊とほぼ単騎で交戦し、合計22機の艦載機を撃墜し、また駆逐艦3隻、ミサイル巡洋艦2隻、そして彼ら第三艦隊の旗艦、空母【アドミラル・デラーゼン】を沈めるという、異様な戦果を挙げている ただ、ニール本人はこれを「買い被り過ぎだ」と言っており、望んで現在の順位に甘んじている 彼の気性故か、或いは何か思惑あっての事なのかもしれない とはいえ、本人の口からそれが語られない限り、真実は分かり得ず、元より本人に語る気が無い様であり、真相が明らかとなる事は今は無いだろう また、彼の経歴には謎が多く彼が15歳でユーロアサルトフレーム部隊に推薦によって入隊する以前の経歴は完璧な空白となっている その為、入隊当初は様々な根も葉もない噂や、誹謗中傷を受けていた けれども、それらの口を彼は、己の実力と実績によって無理やり塞ぎ、現在ではユーロでも指折りの精鋭である執行部隊への配属となっている 性格は非常に爽やかな好青年。おまけに顔もやたらと良いのでかなりモテるし、部下からも非常に慕われている しかし、どうも彼は自らの意志で周りと距離を取っている様であり、余り他者と関わろうとしない 彼自身、余り目立ちたく無いと語っており、基本的に他者への気配り以上の干渉はしない様子である けれども最近の彼は、とある少女の事を非常に気にかけている 少女の名は【レイチェル・ガブリエル】 ユーロが誇る戦略級アサルトフレーム【ディアブロ】のパイロットであり、その強さを恐れ、数多の陣営が多額の懸賞金を懸けその命を狙う【悪魔の騎手】の正体である レイチェルの所属はニールとは真逆といえる存在の【タルタロス】というユーロ・ブリティッシュの依頼のみを請け負うPMC しかし、その実態はユーロ・ブリティッシュ所属の兵で罪を犯した者や、ユーロにとっての危険分子が送られる懲罰部隊であり、文字通りの捨て駒。彼等の置かれる環境は酷く劣悪な物である 更には、ユーロ・ブリティッシュ内で彼等に対する強い差別意識があり、【タルタロス】所属の傭兵達は常にその差別に晒される事になる それはかなり特殊な経緯で、不可抗力的にタルタロス所属となったレイチェルも例外ではなく、事実ニールと彼女の出会いは、二人の男性パイロットに自身のIDカードを盗られ、それを返す代わりに肉体関係を持つことを要求されていたレイチェルをニールが助けた事である この出来事以降、ニールはレイチェルの事を強く気にかけており、始めの内は彼の優しさに困惑していたレイチェルも今では、彼にかなり懐いている様子 普段の彼を知る者は、彼がここまで一人の人間に、それも【タルタロス】の人間に拘る所など、初めて見たと皆が口を揃えて言い、驚愕している これに関して現在様々な噂が流れているが、真相を言い当てているものはない …なぜなら、彼自身もその理由や己が彼女に抱いた感情の正体を何も分かっていないのだから 称号:「Neuma」 「…あの動きに、シュミレーションでこのプレッシャー…普通じゃない。一体何者だ…」 称号:レイヴン 彼が【NEST】の真実と相対し、そして得た物 「あの戦いの事?…あれは、そうだな…いや、話すのは止めておくよ。あの光景は言葉で語れるようなものじゃないし、何よりあそこには己の力で至り、そして自分の目で見るべきだ」 「きっと、彼等もそれを望んでいるだろうから」 《 ACHIEVEMENT 》 【女神の狩人】:NESTで【ARTEMIS・9】と刃を交え、これを撃墜せしめる そして、 称号【LAST RAVEN】 彼が、否、この戦乱に生きる彼等が、かつての管理者に戦いを通して進化の可能性を示し、得た物 「...また、戦場で君と出会うとは思っていなかったな」