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CBT-MB-01〈ファヴニール〉

本機は最大規模を誇る反地球企業勢力〈レジスタンス〉に提供された新型機であり、開発は〈レジスタンス〉の支援元である宇宙企業〈ケルタス・バイオテクノロジー〉が行った 本機は世界五大企業の中でも最強の地位を確固たるものとしているGZ社の戦略機動兵器開発プロジェクト〈ノウブルファンタズマ〉及び、その計画で開発された機体に対抗するために、ケルタスが計画した〈ミシカル・ビースト〉というプロジェクトの試作一号機として建造された機体 本機はケルタスが得意とする生体技術により開発した人工筋肉繊維を導入した他、現在彼らが保有しうる〈ノウブルファンタズマ〉のデータを利用し搭載された反重力ブースターと戦闘支援システム〈クレアボヤンス〉を搭載していることが特徴である 更に本機はパイロットの強い希望により、地球での運用が前提として開発されており、脚部ランドスピナー等の装備が搭載されている 本機のパイロットである【フィオナ・ブレンク】は実はGZ社によって製造された人造人間でありその本名は【GZ-EH6-1224】 本来はレジスタンスと敵対する立場であったのだが、ある事件を切っ掛けに彼女はレジスタンスへ加入している その事件とは、〈ノウブルファンタズマ〉の一号機であり、現在レジスタンスの旗印の一機である【デュランダル・ロンスヴァル】のパイロット【マティゴ・ブレンク】が彼女を連れてGZ社からレジスタンスに亡命してきた事であった 彼女はかつて、GZ社の上層部に用済みと判断され、処分されかけた所をマティゴに救われており、以来彼女はマティゴをマスターと呼び慕う様になって、常に彼に恩返しをしたいと望んでいた 彼女が本機のパイロットに強く志願し、また地球での戦いを望んだのは、現在地球で戦っているマティゴの隣で共に戦いたいからという理由に他ならない 余談だが、マティゴが彼女に与えた名は【フィオナ】のみであり、姓である【ブレンク】は彼女が勝手に名乗り始めた 当初は困惑していたマティゴだが、特に問題も無かった為現在では自然に受け入れているようである