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(結実の悪魔)コードネーム∶karpos

あれ……私 なんだろうこの快感は………? きっかけは確か国へ抗議のデモの集会の終了後に男性に呼び止められて「そんなに環境破壊が許せないならこの場所に行ってみたら」という言葉と共にチラシを渡された。 私は後日仕事終わりにチラシにかかれている住所へ向かった。 その場所には色々な性別や年齢ましてや……種族の人もいた。 私は上司に当たる人に伝えた。 「環境破壊をする人が許せない」と。 その日から私は変わっていった。最初は環境破壊をする人物を1人減らせるしいいことをしていると思っていた。 しかし、次第に私の心の中の輝き……悪魔としての本能とでもいうのだろうか。  その輝きは日に日にましていき得も知れぬ身体の奥底に眠る本能が欲していたであろう快楽に蝕まれていくようになり、輝きが体を飛び出して目に見えるようになってきた。この輝きで植物を急成長させたり、ターゲットの身を焦がせる様になったのだ。 又、体がその快楽に完全に支配されると普段は生えてこないはずの羽が生えてきたり、角が通常よりも大きいことに気づいたのである。心なしか体つきも少し艶やかになりそういうオーラも醸し出すようだ。彼女は日に日に悪魔としての奥底から溢れ出す快感に飲まれていった ここでやっと気づいたのだ。 私に刻まれた悪魔の本質がなんなのか……それはきっと『陽光』であろう。どんな場所でも輝く適応や成長の本質 世の高階級の人は彼女をこう恐れた。『結実の悪魔』だと karposとはギリシャ語で実 という意味である 読みはカルポス