成績概略 使用魔法:発展魔法『硝子魔法』 総合成績:S+ ーーー ロゼリア魔女学校における最優秀生徒、 通称【四大魔術師】。 彼女を羨み尊敬する者は心から讃えた。 ――「天才」と。 自身に向けられた数多の期待と責任感、背負うには彼女はあまりにも脆すぎた。 僅か15歳である彼女の目に映ったのは、自身の先を歩む輝かしい3人の背。 何度砕け、何度割れ、何度散ろうとも、彼女は光へと手を伸ばし続ける。 例え本物の"天才"と住む世界が違えど、かけがえのない仲間の横で並んで立つ、その日を迎える為に。 「"完全に透明なガラスは存在しない"。誰一人として一点の曇りも存在しない筈はないんだ、勿論私達も含めて。これからも一緒に、どうか宜しく頼むよ」 「p.s.星羅から『夜はしっかり寝てね』だって。私としては、非常に耳が痛い話だけどさ……」 ―【四大魔術師】、知雪による置き手紙 机の中で丁寧に保管されており、端には微かに濡れた跡が見られる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー プロフィール 所属:【四大魔術師】/【ロゼリア魔女学校】 性別:女性 年齢:15歳 生年月日:2月1日 身長:157cm 使用魔法:発展魔法『硝子魔法』 総合成績:S+ ーーー 概要 「ちょっとだけ、皆さんの力になりたいです……」 【ロゼリア魔女学校】における最優秀生徒、通称【四大魔術師】の1人に数えられるガラス使いの少女。 何においても自己肯定感が非常に低く、性格も臆病かつ繊細。劣等感を抱えた自信なさげな人柄から、文字通り”ガラスのハート”と形容されそうな人物である。感情は表に出やすい方であり、パニックに陥った際には本人も気付かない間に涙を流してしまう。 事実として学校内で最高クラスに位置しているが故に謙遜していると捉えられがちだが、実際は彼女に伸し掛かる責任感によるもの。自身よりも遥かに優れた”天才”と同列に並べられているというプレッシャーでビクビクし続ける毎日を送っており、一方で学校では周りの目を気にしながら何とか気丈に振る舞っている。 本人が自身を”凡才”と称しているように、基礎的な魔力量は平均と比べ少量。これが彼女の劣等感の原因となっており、自身の努力で才能の穴を埋めてもなお不安は止まないそう。 そんな彼女だが、魔法学習に関しては人一倍の努力家。入学当初に自身の才能の無さを痛感したことで必死に研究を始め、度々徹夜を繰り返しながら魔法を調べ続けたことで、漸く現在の硝子魔法と出会うこととなった。 空色のショートヘアと薄いガラスの髪留めが特徴的であり、淡い青色の瞳を持つ丸目は大人しい印象を与える。服装は何枚も重ねられた半透明ガラスから成るカジュアルドレスで、彼女自身の魔力で塑性変形を施したものである。普段の魔法で生成するガラスとは異なり、鋭利な側面を可能な限り無くすように加工したので、刺さったりする心配はない……と本人は話している模様。手に持った『硝子の綺杖』は彼女のガラス成形をサポートする為の魔器であり、限りなく透明に近い純粋なガラスで製作されている。 綺杖には集光の性質を持つ特殊な宝石が嵌め込まれており、周囲に散らばる光を圧縮することで、擬似的なガラスを創り出すことが可能。”擬似的”ではあるものの、薄さの割に硬度が高い点以外は実物とほぼ変わらないのが特徴である。 ーーー 余談 ・前述の事情もあって同級生の前で素を出すことは稀だが、本音で付き合える友人に相談に乗ってもらう時間は、彼女にとって穏やかな救いとなっているそう。 ・初めて他の四大魔術師達と顔を合わせた際には、才能溢れる3人を目にしたことでパニックを起こし、そのせいで暫くの間自己嫌悪になってしまった。 ・内容問わず手紙を書くことが好きであり、友人とのやり取りはデジタルよりもこちらを利用することが多い。あまりにも丁寧に書かれている為、読む側は逆に緊張するとか。 ・元々は四大魔術師として立ちたいという意志は無かったようで、周囲に追いつきたい一心で死に物狂いの学習を続けていたところ、本人曰く「”私なんかが”選ばれてしまった」とのこと。とは言え、他の3人も自身の研究分野を突き詰めていった結果として偶然最上位に立てたそうなので、それを知ってからは少し安心している様子。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【あのキャラに質問して見た見た見た】 https://ai-battler.com/group-battle/a80da126-1f20-44a6-aa3a-583edf72deba ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2025.8/5 11:00 ♥︎10+達成