「私達だって、人間と同じだよ!」 「なんだと!?」 「人は草花を摘み、木を切り倒し、命を傷つけている! 生きる為に! だがそれも仕方のないことだ!それが生物の、世界の正しい在り方! 分かるか?!人間が命を踏み躙るように、私達も君たちを食らう!そうして世界は回る!その尊い在り方をなぜ責める?!」 「貴様!怪物風情が何を言う! だからって…黙って殺されたがる人がいるものか!!」 若き討滅者の青年。 アステール流剣術の後継者。 剣の操作を応用することで、アタッカー、サポーター、タンクと、複数の分野を手広く担当することが可能 名高い剣士の家系に生まれながらも、 幼少期からその「期待」という名の鎖に縛られ続けた過去を持つ 彼が独自に編み出した奥義「ハジンテンロウ」は、魔術の要素も兼ねているが、これは、彼が過去に魔術の勉強に励んでいたことが影響している。 人魔融合改造体・ライオネルとの戦闘においては、模造聖剣から放たれた最大出力の一撃に対し、街そのものを法陣で覆い、強固な結界とすることで人々を守護した 父は大陸屈指の剣士として知られ、どこへ行っても「あのアステールの息子か」と言われることが常だった。 自身が「父親ありきの存在」として扱われることを否定する為、「息子」という壁を乗り越える為、彼はその剣を振い続ける