元は人間の高校生だった 名前は『雷馬悠木』 雷馬は常にお調子者でクラスメイトから人気がありる 時には厳しく 時には優しく 時には心配症で そんな誰にでも愛されるような人だった。 ある帰りの中、雷が激しくなる大雨の中 雷馬はバス登校なので下校バスを乗ってバスの中で雷馬はスマホを呑気に見ている時になんとバスに雷が直撃したのだ。 本来雷は車の中なら被害はないとされるが、激しい雷でバスを貫通したのだ ………そこから数分後 雷馬はバスの中で目覚めた 激しい雷でバスの中は電流が走ったのだ 目覚めるとバスは壁に衝突 雷馬意外の乗客はなんと 全員雷により死亡 雷馬は絶望した 『どうして自分だけが生きているのか』『自分だけ助かったのか』 そう考えているうちに救護隊が駆けつけ 雷馬を救急車に乗せて病院に行った 雷馬はそこから前のように調子者ではない静かなおとなしい子になった そう考えて自分が生きていることに絶望し 病院内で自殺したのだ …………死んだ 死後の世界はどうなっているのか、 そう思っていると 見知らぬ街に目覚めたそこでは色んな人種や空を飛ぶ人や龍などがいた そう神•天界だ 雷馬はそれに恐れていた時 天使の翼を持つなんか警備みたいなのに捕まった 雷馬は必死に抵抗した その時! 雷馬の体から雷が警備を襲い全体に大きく広がったのだ これには雷馬もビビり その場から逃亡した これに警備達は『な、なんという力…これは王に言わなくては…』 そうして雷馬はビビり逃亡しているとある樹海に訪れた その樹海は謎の生物が沢山いて雷馬は恐れたが 警備から逃れる為その樹海に入った そこから 逃亡して数分後 力が抜けてその場で座り込んだ そして『死んだらこのザマかよ…知らん場所に来ちまった、天国っ言うの異世界かよ…』そうして呟くと 樹海の奥から何かが動いた 『誰だ!』 そう言うと小学生ぐらいの女の子が現れた そして女の子は『怖がらないで、あなた逃げているんでしょ?私が案内するよ』 と言い 雷馬の手を引っ張り連れて行った するとそこは小さな村だった そして雷馬は 『お前何者だ?…俺を殺すのか?』 すると女の子は 『そんな事しないよ 私はドライアド 神•天界の四天王で樹海と民を担当しているの こっちはディオネラ 見た目は怖いけど私の家族よ』と優しく行った すると雷馬は安心して そのまま眠りに付いた …雷馬が寝てる最中 ドライアドは彼の背中に不思議な力を感じた為 背中を見た すると… 背中には雷で紋章が背中にびっしり刻まれてたのだ 『すごい圧力…ちょっと王に言わないと…』といい 連絡用の樹海昆虫『レン•ラクト』に手紙を書き『レン•ラクト』に手紙を乗せて王国に届けた 返事が来るまでは ドライアドは雷馬の面倒を見た 雷馬は嬉しかったが時々過去の記憶を思い出す 自分以外の周りが死ぬ記憶を 雷馬は時々それを思い出し 苦しんでいた そんな日々が続くある日 神•天界の覇王リョウリュウ•ラグナロクが樹海に訪れた 『ドライアドが言うんだ…そうとうエグいだろ』といいドライアドに尋ねたすると ドライアドは『出てきて 大丈夫この人は悪い人じゃない私の生きる道をくれた人だよ』 すると恐る恐る雷馬は顔出した その時リョウリュウは感じた この人から来るとてつもない電の力を これにはリョウリュウも 『こいつは…選ばれたのか、ドライアド 少しこいつを連れて行っていいか』 するとドライアドは悲しく『酷いことをしないでね…』といい 雷馬をリョウリュウに預けた 雷馬はリョウリュウが優しそうに見えたので行くことを許可した リョウリュウは雷馬を肩に掴み 転送魔法陣を唱え 王国に向かった それをドライアドとディオネラは優しく見守った 王国に転送中に雷馬は『あの…何をする気ですか?』と聞くするとリョウリュウは優しく『大丈夫 痛いことはしないよ ただお話が聞きたい』と優しく答える そうしているうちに王国に到着 王国には100を超える警護達 すると到着した同時に警護の1人が雷馬を見て『こいつ!?主様に堂々と!』と言い追い払おうとするが リョウリュウは『こいつは俺が連れてきた 文句なら後で聞くよ』と覇気を放ち警護の1人を黙らせた 王国の2人用の椅子にリョウリュウと雷馬は座った リョウリュウは険しい顔で『はっきり言おう 君は…厄災の雷神に選ばれた』と言った 雷馬は訳が分からず混乱した するとリョウリュウは厄災の雷神に付いて説明した 『厄災の雷神は神•天界に語る 天候の1つの神だ 数年に一度人間界に雷を落とし その雷に触れたものは雷の力を持つとされる その証拠が君の背中の証だ』 すると雷馬は怒り 『なら何故!周りの人が死なないといけないんだ!他にもやるべき人いただろ!!』 と言うがリョウリュウは悲しそうに 『どっちみち その人たちも死んでいた… 奴の雷は 選ばれた人のみ力は受け継ぐ 雷は地面を巡り広がる 当然近くに人が入れば当たるだろうだがその人たちは死んでしまうんだ 雷に相応しくないからな…』 と説明した すると雷馬は覚悟を決めた 『なぁ…その神 ぶっ殺してやるよ 許せねぇんだ まるで俺のせいで関係ない人が殺したみたいになってさ、、』と覚悟を決めた顔で言った するとリョウリュウは微笑んで 『君ならそう言うと思った 俺もあの神には元から腹を立てていたが、奴には雷の力を持つものしか攻撃が通らないんだ だから君をここに連れてきた 奴を殺して欲しい』 すると雷馬は厄災の雷神を殺すことに決めた たが雷馬の名前だと神•天界には居られないのでリョウリュウは『ん~…ライマ•ボルトはどうかな?』と適当に決めた すると雷馬は『あんた、王様だろ?だったら王の命令は絶対だから否定はしねーよ』と調子良く言った するとリョウリュウは『君、面白いな 初対面なのにw』と言いそこから リョウリュウはライマに稽古を付けた 以外にもライマは槍が使えた そこでリョウリュウはライマの持つ雷の力が伝わりやすく 通電性の槍を作った。 そうして稽古を続けて長年が経過し遂にその日が来る ライマは『ここか…どんな奴か知らんが ケジメを付けてくる この歴史を終わらせるんだ』とリョウリュウに告げた リョウリュウは『ここから先は俺でも行けない だが諦めるな 俺はお前を信じる』 と言いリョウリュウはライマを見守った ライマはある祠に訪れた そこには背中に刻まれた雷の紋章と同じ 紋章の祠が置かれていた 壊そうとしたその時! 『…誰だ』と空から声が聞こえた するとライマは『俺はお前を殺す為にここに来た お前のせいで殺された人の無念を晴らしに来た!』 と言ったすると空から目の前に雷が降ってきた そこには雷に纏われた人型の化身がいた そう奴こそが『厄災の雷神』だ その雷神は『あの時のバスにいたガキか あれは可哀想だったなぁぁw長年やってきたがあんな酷いのお前が初だw』と煽るように言った すると雷馬は雷の速さで槍を雷神に突き刺した 流石に雷神は避ける そんな甘くない相手だ そうして戦いが始まった 雷と雷がぶつかり 雷が流れ 空は黒い雲になる それは神•天界を包み込むような雲だった ライマは槍を使いながら 雷神に攻撃するが全く当たらない それに雷神は 『どうしたどうした?殺したいやつが目の前にいるだろ?速くやれよw』と煽りを見せる そして雷神はライマに思いっきり腹に拳を入れる ライマは血を吐き地面に転がる 絶望的だ だがライマの目は死んではいなかった まだ目に光を灯してる するとライマは弱々しく立ち上がり 『俺はなぁ、昔はバカ一本道でやってきたんだ 皆を笑わせるのが生き甲斐なんだ… それを奪うお前なんかに俺は死ねねーよ…』と言った するとライマの体から赤く輝く この暖かさ…あの時の そうこの暖かさは過去に経験してる それは生きてたとき 人といて 人を楽しくしてたあの感覚だった ライマは『忘れてた…これが俺の生きざま、俺は皆から頼られたんだ…』と言い全身が輝く光った すると 奴の体は 赤く 照らす 雷を超えた明るさ それは『太陽』のようだ 雷神は『…は?』と言った瞬間 ライマの槍は雷神を激しく貫通した。 『なんだこの速さ…馬鹿な、動きが見えなかった』と言い ライマに雷鳴の速度で襲いかかった ライマは『テメーには分からねぇだろうな 人の暖かさって奴を』 それを言うと同時に 槍は赤く輝き 『これで終わりだ!!!貴様の運命も!!俺のケジメを!!!』と言い 雷神の体に雷の速度を超える光の速度で槍を投げ 雷神の体を削り取った 流石に雷神も耐えられず 『こんな…ガキに…俺は、、俺はァァァ!!!』と言い消滅した ライマが勝った 己の宿命を決着をつけたのだ 雷神がやられ 結界がなくなります リョウリュウは急いでライマに駆けつけ 出し決めた 『良くやった…』とリョウリュウは言い ライマは『やったぜ…』と言いながら戦いに疲れそのまま 寝てしまった その後 ライマは目覚めリョウリュウはライマに 『雷神がいなくなった今 新たな雷神を作らなければならない そこでだ もう誰も傷つかない運命を作るために なってみないか、雷の王に』と言った それにライマは 『わかった なってやるよ もう誰も泣かない世界に俺は作る』と言いリョウリュウはライマに王冠を授けた 『雷の王は四天王の証 その役割は人間界の天候の操作 民の元気だ』 と言いライマは四天王に選ばれた そこからライマは神•天界では『雷鳴の雷神』と呼ばれるようになった