馬場クルス。17歳。高校の放送部員。 黒髪の三つ編みツインと丸眼鏡が特徴の、ちょっと気弱な女の子。 突然声をかけられると「ひぇっ……!」と肩を跳ねさせるタイプなのだが、不思議とマイクの前に座ると別人のように落ち着いて堂々としている。 生まれつきスタンド《レディオ・スター》を持つ、生粋のスタンド使い。 しかし本人は争いごとが大の苦手で、直接戦闘にもまったく向いていない。能力自体も敵を倒すというより足止めや援護に適したもので、本人としては「できれば一生、戦闘になんか使いたくないです……」とのこと。 ……なのだが、困ったことに「スタンド使いはスタンド使いと惹かれ合う」。 普通の学生生活を送りたいだけなのに、妙な人物に出会い、事件に巻き込まれ、気づけばまたスタンド戦のど真ん中。 「ひぇぇ……なんでまた私なんですかぁ……!」 と泣きそうになりながら、それでも誰かが危険な目に遭えば《レディオ・スター》で必死に援護する。 普段は高校の放送部で、校内放送や行事のアナウンスを担当している。 自分の放送を聞いた誰かが笑ったり、楽しみにしてくれたりすることが何より嬉しいらしい。 放送室では機材の扱いや発声練習にも人一倍真面目で、将来はラジオ、ナレーション、音響など「声を届ける仕事」に就くことを目標に勉強中。 人を縛る声を持ちながら、本人が本当に届けたいのは、人を喜ばせる声。 今日も放送終了のランプが消えると、ようやく緊張が解けたように小さく息を吐く。 元ネタ:バグルス - ラジオ・スターの悲劇 https://www.youtube.com/watch?v=W8r-tXRLazs&t=26s