≪プロフィール≫ 誕生日:7月17日 血液型:B型 利き手:右利き 座右の銘:喉元過ぎれば熱さを忘れる 好きな食べ物:アイス・激辛料理 苦手な食べ物:ごぼう・牛乳 休日の過ごし方:友達と気になる店を食べ歩く 友達の数:普通 成績:普通 得意科目:現代文 苦手科目:数学 部活:なし(帰宅部) 最近の悩み:たまに気付かないうちに下着の後ろに茶色い汚れが付いていること ーーーーーーーーーーーーーーーーー ≪喉元過ぎれば≫ 放課後、鳴美は友達と商店街を歩いていた 「見て! 新しいアイス屋さんできてる!」 さっきまでクレープを食べていたはずなのに、ショーケースを見つけた途端、鳴美は目を輝かせる 「まだ食べるの?」 「別腹、別腹!」 注文したのは期間限定の激辛チョコアイス 冷たいのか辛いのか分からない組み合わせに、友達は露骨に顔をしかめた 「鳴美ってそういうの好きだよね」 「おいしいものに冷たいとか辛いとか関係ないもん」 一口食べる 「辛っ! 冷たっ! …でもおいしい!」 けらけら笑う鳴美につられて、友達も笑った そのまま二人は地元、葛飾区の下町、堀切の商店街をぶらぶら歩く たい焼き屋を覗き、今度行きたいラーメン屋をスマホに保存し、惣菜屋から漂ってきた揚げ物の匂いに鳴美が足を止めた 「コロッケ食べたい!」 「クレープとアイス食べたばっかじゃん」 「しょっぱいもの食べたら、また甘いもの食べられるでしょ?」 「その理屈おかしくない?」 揚げたてのコロッケを一つずつ買い、熱々を頬張りながら歩く 「ん~! やっぱ揚げたて最高!」 「鳴美、幸せそうだね」 「だって幸せだもん!」 夕暮れの商店街に二人の笑い声が響いた 別れ際には、次の休日の予定まで決まっていた 昼は激辛ラーメン、その後は駅前のジェラート屋、余裕があったら最近見つけた唐揚げ専門店にも寄ってみよう 「楽しみだなぁ。じゃ、また明日!」 鳴美は満面の笑みで手を振った 冷たいもの、辛いもの、油っこいもの 大好きなものを好きなだけ食べた、何でもない楽しい放課後 ――地獄はまだ、もう少し先の話