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“鬼蜂” 愚獨ヶ原 業次

盗み、殺し、なんでもやる極悪非道の犯罪組織“髑露組”を仕切る、伝説の喧嘩師。 龍すら素手で屠る怪力に、古今東西あらゆる毒関連の知識を持ち、どんな相手も一方的にブチ壊してしまう。 “業門街” そこは、あらゆる“欲”が集う場所。 人の命は銅貨1枚で売られ、性と薬と死が行き交う様は、まさにこの世の“地獄”。 彼はその街で生まれた。 弱肉強食の街で生き残るには、強くなるしかなかった。 肉を喰らい毒を喰らい、ひたすらに強くなろうとした。 そんなある日、彼はとある漢と出会う。 既に街で敵無しとなっていた彼を、漢はいとも容易く打ち負かす。 自分より強い相手を前に、彼は死を覚悟した。 しかし、漢は彼を殺すどころかその実力を認め、自分の“組”へと彼を迎え入れる。 強く優しいその背中に、漢は彼の“生き方の指標”となった。 漢は死んだ。 “これぞ漢の死に様”とも言うべき、華々しい姿だった。 ならば彼も、それに習おう。 悪の“華”を咲かす為、彼は今日も敵を探し行く。 獲物を求める、毒蜂のように。 イメージ曲『ジャンキーナイトタウンオーケストラ』