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雨槍小春

忍者の里から命からがら逃げてきた少女。 普段は臆病であり、戦闘も苦手だが、感情の『許容』の線を越えると防衛本能により、本来の力を発揮する。 機械類にトラウマがあるらしく、がちゃがちゃとしたものが苦手。 しばらくはトュルーヒル村のお世話になっていたが、今は臆病な自分にサヨナラを言うため、楚奈たちの一団に加わった。 彼女の故郷、忍者の里『アトミックパレント』では、厳しい指導と権力が横行。 それでも彼女は彼女の親友であったルーナと諦めず暮らしていたが、上から命令され、廃棄していたものが自分たちと同じ子供であった。 それは戦争兵器の被験体、戦争人形の『エラー品』だと。 彼女たちは知った。 自分たちはいつしか自らの力を奪われた上、休みも感情も知らぬ兵器とされることに。 彼女たちは逃げようとしたが、大人たちに見つかり、その場で押さえつけられ、改造が開始される。 彼女は強い恐怖心に支配された。終わることのない苦しみを想像し… 彼女の意思は爆発的に放出され、覚醒した。 それは黒紋として表れた。 そして同時に、自分の心をまもるため、 心は2つに分離した。 彼女は一心不乱に逃げた。 そこからの記憶はない。 ルーナとは、そこではぐれてしまった。