ログイン

【真なる影の君主】水篠旬

俺だけレベルアップな件/Sololeveling -あらすじ- 十数年前に異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」が現れた世界。ゲートの出現以降、「ハンター」と呼ばれる超常的な能力を持った覚醒者たちが出現し、ゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒して大きな対価を得ていた。 ハンターはその内なる魔力を測定することで能力や力量を測ることができ、それによってS級からE級にランク付けされ、ハンターたちを管理するハンター協会から適したダンジョン攻略が斡旋される。そして、その能力は一部例外を除き、一度覚醒すれば成長することはない。 -プロローグ- 他のハンター達から「人類最弱兵器」と嘲笑されているE級ハンターの主人公・水篠旬は、ハンターでありながら大した能力を持ち合わせておらず、他のハンターたちに付き添う形で低難易度のダンジョンに挑む度に重傷を負いながらも、母の高額な治療費を稼ぐためハンターを続けていた。 そんなある日、旬は他のハンター達と共にD級ダンジョンに挑んだ際に、隠された「高難易度の二重ダンジョン」が現れる。報酬に目がくらんだ彼らは「ボス部屋」に不用意に入り込んでしまい、3つの謎かけをしてくるカルテノン神殿の巨神像による圧倒的な攻撃によって、多くのハンター達が殲滅されてしまう。仲間たちの撤退のため一人取り残された旬は、巨神像の攻撃によって絶命したかに思われた。 -序盤- ところが、知らぬ間に何らかの条件をクリアして生き残った旬は、ごく稀に起きるとされる「再覚醒」によって新たな能力を授かり、「ステータスウインドウ」が自分にだけ見えるようになる。しかし、デイリークエストを無視してしまった旬は、ペナルティーとして異世界に転移させられ、3時間モンスターの群れに追い回される羽目になる。 それ以降、デイリークエストをクリアしたり、インスタントダンジョンを攻略したり、強敵を撃破することで「自分だけがレベルアップする能力」を得た旬は、驚異的なステータスアップを遂げていき、未知のレア装備やアイテムを入手していく。 C級ハンター右京隼人らのハンター狩りや、ハンター協会監視課の道門泰星の暗殺などを撃退した旬は、諸菱建設の次男諸菱賢太と共に「我進ギルド」を立ち上げる。その後、転職クエストをクリアした旬は、職業『ネクロマンサー』となり倒したモンスターを「影の軍団」として使役できるようになり、『影の君主』の称号を得る。