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【御伽の創始者】今際 霧禍紫

遡ること千四百年ほど前、彼は人魚の肉を食べた事がきっかけで不老の肉体を得た。 彼自身の存在が昔話の様なものであり、輩と絡まれる事も多かった。そのため自然と危機を乗り越える力、つまり武力が身に付いた。 特殊な道具や術は彼が日本各地から収集、または何者かから会得したものである。 桃太郎に浦島太郎、かちかち山に舌切り雀、猿蟹合戦に花咲爺、御伽草子に竹取物語など日本に伝わる昔話は実は彼が日本各地での伝説や民話を収集、物語文学として分かりやすく再構成したもの。 現代で語られる昔話は改変されている事も多いがそれも一つの昔話であると彼は快く受け入れている。 彼自身は目立つ事は苦手なため、そして昔話に作者がいればそれは昔話ではないと考えているため、彼について現代に伝搬されている事象は殆ど無い。 現代に伝わる事があるとすれば八百比丘尼の伝承である。形こそ違えど不老長寿の存在が各地に伝わり八百比丘尼伝説へと昇華したのである。