~【グリム・リーパー】の使用しているとみられる兵装~ 【六式穿機突撃小銃】 特に第一世代の義体兵向けに開発された小銃 内部機関とバレルがナノマシンで形成されており、その構造を随時変形させることで様々な弾薬の使用を可能にした兵装 しかし、その分整備性が悪く、コストパフォーマンスも悪かった為、〈A-Z戦役〉時、一部の特殊部隊に配備されるに留まった 【一式斬機刃】 多くの義体兵が愛用している斬機刃 柄の部分に振動装置が組み込まれ、刃を共鳴させて振動を発生させる簡易な構造 それ故に故障が少なく、故障しても柄を取り換えればすぐ直る為、開発から数年経過した今もなお生産が続けられているベストセラー ~以下、【Dr.ペトロワ】による、傭兵【グリム・リーパー】についての考察~ 彼女の義体に搭載されている【R.D.system】や外見、戦法を鑑みて、彼女は〈A-Z戦役〉において【A-Z/■】と相討ちになって全滅したと報告されている、試験特攻部隊【TEAM・V■D■■】の【被験者番号・0■〈■■■■■・■■■■〉】と思われる しかし、本当に〈■■■■■・■■■■〉が生きていたのならば、何故軍に復帰しなかったのかという事と、現在彼女が傭兵として、かつての所属である我ら【ドナテア機関】に敵対しているのかという疑問が残る だが、もし仮定の話として、彼女が上層部しか知りえない筈の【TEAM・V■D■■】の設計思想である「戦闘データ収集用の実験部隊」である事を知り、あの【OPERATION: M■■RI■ID■】で我らが【V■D■■】を捨て駒にした事実を知っていたのだとすれば? そして、それを理由に現在彼女は我らへの復讐を企てているとしたら。 実際、先月9日に何者かによって暗殺された【Dr.カイズカ】や同じく21日に爆破された、我らの研究所で使用されたと見られるその手法は、いづれも【V■D■■】の髫企聞機が蠕玲э縺ィ縺励※いた物に髱槫クク縺ォ繧医¥莨シ騾壹▲縺ヲ縺?k 【SYSTEM ERROR SYSTEM ERROR】 【ALL DATA LOST】 【NEW HOST LOGGED IN】 【ID:[GRIM REAPER]】 『...一つ良いことを教える。詮索屋は嫌われるし、何より長生きできないよ。...アンタが誰かなんて知らないけど、私、必要のない殺しは嫌いなの』 『...最後に、もう一つ警告。...【P】の屑鉄野郎は、まだ生きてる。周囲には気を付けておいた方が良い。いつ誰が、あいつに脳を乗っ取られたかなんて、誰も気付けやしないんだから』