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十二

夕暮れ時の市街地で目撃例のあった体長約10mの人型生物。 体色は暗い青色をしており、頭部には人の顔にあるような器官は外部からは見当たらないが、「じゅいちー、じゅいちー」と奇声を発しながら歩き回り、人間と遭遇すると右腕を伸ばして接触を試みるが、遭遇した全員が即座に解放され、この怪物も日暮れと共に消えたという。 遭遇した人物の1人は「誰かを探しているようだった」と証言している。