人は死んで終わるのでは無い 花を手向けた人々の想いが潰えて 初めて本当の意味での死が、終わりが訪れる 渡り鳥の様な旅の果てに 不変の調停者でありながら不変の時を共に歩みたいと 想った人が居た 風が彼の頬を撫で その風が私の髪をなびかせた時 終わりなんて無いんだと気づく その風が彼とまた出会うその時まで 循環の輪を見つめていよう 今宵は新月 私は1人