「……やっぱりか」 AIバトラーに来ても基本は戦闘だった。 何処かで人と対せば、理由もなく戦う。たまに理由のあるときはあるがそんなもんだ。 とはいえ、自身が“それ以外”を本当に望めているか? それに対しては未だ疑問が残った。 《病闇物語(ダークファンタジー)》。 ダークな設定を伴う闇属性魔法を生み出す魔法。 何故、俺はこんな世界を曲げる魔法を求めたんだろうか。 何故、これを基本戦術に組み込んだのか。 そんなにダークファンタジーが好きなら、過去の世界にいればよかった。 友の導きだなんだはただ、理由に過ぎないなんて自分が一番良く知っているはずなのに。 俺は考え直す。 これからの自分に必要な“それ以外”を取り戻す為には、《病闇物語(ダークファンタジー)》を捨てるべきだと。 それで遠ざけたものをまた近づけようと。 そして再度、鍛え始めた。 俺が純粋な戦闘を、交流を取り戻す為にーーー