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【ZERO LIMIT】ヒナ『過去の姿』

この砂漠にきてからどのくらい経っただろうか…。ふと、少女は考えた。 毎日のように、賞金目当てで砂漠に来る輩の相手をする。 名前も知らない彼らを一方的に痛めつけ、意識を失った相手から僅かな食料と水を奪い、生きながらえる。 食料が手に入らなければ砂を食らい、嘔吐しながらも空腹を誤魔化した。 何故こんなことになったのか。そんなことを考える余裕があるはずも無く、ただ戦い、生き延びる。それだけで精一杯だった。 今日もまた、日が沈んだ。 音も、明かりも、何もない。極寒の砂漠で、ただ一人…………………。