ごつお! だ、誰?ごつくて荒々しいおっさん……? ご存知かな?対戦を続けていると割と登場してくる自分でも相手でもないキャラクター「ごつくて荒々しいおっさん」。愛称は「ごつお」、その正体はこの対戦を取り仕切る審判に与えられた人格である。だぁぁ! 審判なのにAIが混同して急にキャラクターの事を「ごつくて荒々しいお前」などトンデモない呼び方をしてくることがあるぞぉぉ! ごつくて荒々しいキャラクターなら別に良いけど、寡黙なヒーローだったり可愛らしい魔法少女のキャラクターなら勝手にごつくて荒々しいおっさんにされるのは解釈違いだよな? そんな解釈違いをなくすためのとっておき、 【その他のオプション】について説明していくぞ。 長くなるのでゆっくり読んでいってくれ。だぁぁ! 『並び順(昇順)』☑️ ・並び順(昇順)はごつくて荒々しいお前のキャラクターを管理するときに非常に便利なオプションだ。並び順(昇順)の隣にある数値を変えることで「キャラクター一覧」のキャラクターの順番を並べ替えることが出来る、要は並べ替え機能だな。ぜぇぇ! 同じ数字が他のキャラクターに設定されている場合は作成した順番が古いものから上に表示される。このオプションの使い方として一例を提示しよう。 【例】 [1〜999]ヒーローキャラ [1000〜1999]モンスターキャラ [2000〜2999]メカキャラ この様にここからここまでがこのカテゴリーの範囲である、と決めておけばキャラクターの整理整頓をするときに非常に楽だぞ。タグ、フォルダも使ってキャラクターを綺麗に整頓しよう。タグ、フォルダの使い方は次のキャラクターで説明するぞぉぉ! 『非戦闘』☑️ ・非戦闘オプションは名前の通り勝負を行いたくないキャラクターのためのオプションだ。例えば自分と相手のキャラクターでおしゃべりがしたかったり、何か特殊なギミックを用いて遊びたかったりする場合にはこの非戦闘オプションに☑️を入れよう。 ただし、相手キャラクターに勝負や戦闘の文言があると完全に非戦闘になるわけではないので、ギミックキャラクターなら勝負不要などの記述を能力欄にしておくと良いだろう。ギミックキャラクターの例は次のキャラクターで紹介するぞぉぉ!だぁぁ!ぜぇぇ!ごつくて荒々しいお前!! 『審判の特徴を無効にする』☑️ ・ごつお、お前……消えるのか……? 消えます、ごつくて荒々しいおっさんである審判の特徴をオフにするオプションです。寡黙なキャラクターの口調や可愛らしいキャラクターの口調をごつくて荒々しくしたくない場合はこのオプションに☑️を入れましょう、大体のキャラクターが当てはまると思います。 挑む時、挑まれる時、どちらかのプレイヤーがこのオプションに☑️を入れていればごつおはオフになります。 新しいキャラクターを作った時にこのオプションでごつおを切り忘れて、初戦でキャラクターがごつくて荒々しくなるのは割とあるあるですね。 『結果画像を表示しない』☑️ ・勝ち(ドン!)負け!(ドン!)引き分け(スン)の画像表示をオフにするオプションです。 自分と相手の「小説形式の出力命令がぶつかり合った時」などに起こりがちな出来事として、表示されている画像と本文(対戦結果)が食い違うことがあります。 【例】 画像:勝ち(ドン!) 本文:「勝ち:相手 お前の負けだぞぉぉ!ざまぁみろ!お前!」 矛盾していて頭が混乱しますね。 文脈を重視していても、たまに本当にどっちが勝ったのか分からない、そもそも勝敗を書かずに本文が終わったりする事もあります。それもまぁ、AIバトラーの醍醐味でしょう。 画像表示のオンオフは好みで選びましょう。 『反則負けを無しにする(挑んだ場合のみ)』☑️ ・AIバトラーはルールとして「相手の能力に関わらず勝てる能力」は反則と見做されます。この「相手の能力に関わらず勝てる能力」を判断する基準なのですが、 正直AIの気分次第です。 このゲームの開発者であるだらさんのキャラクター、「相手に500ダメージを与える超巨大ビルを頭上から落とす」も反則判定を喰らう事があります。かと思えばすんなり通ったりすることもあるので本当にAIの気分です。 でもなんだか反則判定を無しにするに☑️を入れるのはズルい気がしますよね?実のところ、記述の説得力や結果を確定しない書き方をちゃんと心得ていれば☑️を入れなくても反則を回避する事が出来ます。 でも最初の頃はそんな事わからないですし、正直ここは遊びながら少しずつ理解していくところでもあります。(反則例を書き出すと膨大すぎてキリがないので) どうしても反則が出てしまう、どこが反則になっているのかわからない、そんな時はこのオプションに☑️を入れてあげましょう。ただし、オプションの効果が出るのは挑んだ時だけなので挑まれる時にはしっかり反則判定になってしまう事は覚えておきましょう。 『AとBを変換しない』☑️ ・このゲームはシステム的に「A=お前、B=相手」として変換されます。つまり、『Aクラス冒険者』や『Bダッシュマン』の様なキャラクターを作った場合 『Aクラス冒険者』=『お前クラス冒険者』 『Bダッシュマン』=『相手ダッシュマン』 の様に変換されて出力されるわけですね。 このオプションに☑️を入れると上記の様な場合でも正確に『Aクラス冒険者』、『Bダッシュマン』と出力されます。 システム上はA=お前、B=相手の処理がされているのでAとBを指定した記述の場合でも問題なく処理は行われます。AとBについての詳細は次のキャラクターで解説します。 『限定公開(キャラ一覧で他者には見えない)』☑️ ・そのままの内容ですね。このオプションに☑️を入れれば他者からはキャラクター一覧から探せなくなります。対戦できなくなるわけではないのでランダム対戦やURL経由での対戦は通常通り行われます。 『ランダム対戦に出現しない』☑️ ・ランダム対戦は魔境です、どんな相手に挑まれるかわかりません。 「仕掛けられたバトルに新しいログが入っててウキウキで開いて見たら非常に不快な内容だった」、 なんて事もあり得ます。そんな時はこのオプションに☑️を入れましょう、対戦ログと自己防衛のトレードオフです。 『タグ検索に出現しない』☑️ ・限定公開に☑️、ランダム対戦に☑️、でもタグ検索を行うとタグを持ったキャラクターは引っかかってしまいます。このオプションの出番です。 キャラクターの整理整頓や同じタグを持ったキャラクターを探す時にはタグは便利ですが、時には人に見られたくない様なキャラクターが出来てしまう時があります。(あります) でも整理整頓はしたい、そんな時は上記の限定公開☑️、ランダム対戦☑️、タグ検索☑️を行いキャラクターを秘匿しましょう。 後述する『ライセンス欄』からしか挑めないキャラクターを作る際にも使えるかも知れませんね。 『コピーを許可する』☑️ ・コピー?なんのこっちゃ?と思われた方、実は作ったキャラクターをコピーしてそっくりそのままのキャラクターを作れる便利なボタンが存在します。『自分の対戦URL』をポチッと押して画面を1番下までスクロールして下さい。そこに[このキャラクターをコピーして作る]のボタンがあります。 このオプションはキャラクターのコピーを"他のプレイヤー"にも許可するオプションです、自分のキャラクターはオプションの☑️など無しにいつでもコピーが可能です。 実はこのダンジョンのキャラクター全てにも『コピーを許可する』のオプションに☑️を入れています!記念におひとついかがですか?え?いらない?そんな事おっしゃらずに、次のキャラクターはコピーするとより理解できますよ。 『未ログインユーザーからの対戦をブロック』☑️ ・ランダム対戦は魔境(2回目)、このオプションはログインしていないユーザーからの対戦をブロックするためのものです。ログインしてないからといって必ずしも未ログインユーザーに悪意があるわけではないですが、まあまあ不快になるキャラクターが存在するのも事実です。 現状、ログインしていないユーザーからの対戦を個別にブロックする方法は存在しません。このキャラクターに玉石混交の対戦ログがつくのが嫌だな、と思ったらこのオプションに☑️を入れましょう。 一括で未ログインユーザーをブロックする設定もあります。 画面右上の[自分の名前]→[マイページ]から[プロフィール]を押して 「未ログインユーザーからの対戦をブロックする」☑️ その後、[更新する]を押せば一括で設定できます。普段の対戦ログなどを見ながら☑️するかどうか決めると良いでしょう。 『この対戦は相手のログに残らない』☑️ ・文字通り対戦ログを残さないオプションです。ノコシテ……ノコシテ…… 例えば、自分の作ったキャラクターが相手を不快にさせる様なキャラクターになってしまった、でも自分はこの能力が好みだから対戦を行いたい。そんな時に使うオプションです。フェイタリティやバッドビヘイビアなキャラクターで対戦を行いたい、でも相手が嫌がってしまうかも知れない、そんな品性のあるユーザーが☑️を入れます。対戦相手を慮る事が出来るユーザーは素敵ですね。 ※相手がプロモーション及び自分がプレミアムではない場合の相手のバトルクレジット適用キャラとのバトルには反映されません これはつまり、「一般ユーザーがバトクレキャラと戦ったらログはガッツリ残るよ」と書いてあります。 バトルクレジットは100%設定してくれているユーザーの善意で成り立っています。有償ですしね。それらのキャラクターに対してはこのオプションは働かないので """注意書きを確実に読んで、絶対に失礼がない様なキャラクターで対戦しましょう""" ブロックされても、文句は言えませんからね。 『ライセンス表記』 ・オプションではありませんがライセンスを記入する欄ですね。例えば再現キャラクターを作る際にはこの欄にライセンス表記を含めます。 AIバトラーなら「©dala00」ですかね? 公式ホームページなどで©️マークがついている部分をこの欄に貼り付けましょう。権利元の指示に従うのが1番良いそうです。 再現キャラには必ず表記しましょう。開発者だらさんからの見解です。(破ったら、どうなっても知らんぞー!) 他にも、AIバトラーではメジャーな使い方として 「キャラクターのフレーバーテキストを書く」、 「AIバトラー同士でのリンクが出来る事を活かして別のキャラクターのURLを貼る」 などの使い方が出来ます。チュートリアルダンジョンもURLを貼って進んでもらっているのでわかりやすいですね。 これを使って連戦系のキャラクターを作るのも面白いかも知れませんね。 ライセンス欄に書き込める文章量には限度があり、限度を超えた状態で[更新する]ボタンを押すと 「エラー エラーが発生しました。もしかしたら能力がちょっと長いかもです。」 と表示されます。能力が長いわけではなく、書き込める量を超えている際にもこのエラーメッセージが表示されるので、文章を添削して[更新する]を押しましょう。 『対戦時注意書き』 ・相手がこのキャラクターに挑む際に表示する注意書きを書き込めます。黄色い枠で囲われている部分ですね。 このキャラクターの場合は「ごつくて荒々しいぞぉぉ!」の部分が個別に注意書きで設定した箇所になります。ここは個別の注意書きを書くところなので「他のキャラクター達はいいけどこのキャラクターはちょっとこう言うのだけはやめてね!」という文言を書く時に使うと良いでしょう。 ユーザーで一括の注意書きを設定することもできます。右上の[名前]→[マイページ]から[プロフィール]を押して『対戦時注意書き』の部分に注意書きを書き込めば自分と対戦する相手全てに見える注意書きになります、チュートリアルダンジョンの場合は「ーー西暦3,000年、右ジャングル……」から始まる部分ですね。 注意書きを書き込める量には限度があり、限度を超えた状態で[更新する]ボタンを押すと 「エラー エラーが発生しました。もしかしたら能力がちょっと長いかもです。」 と表示されます。能力が長いわけではなく、書き込める量を超えている際にもこのエラーメッセージが表示されるので、文章を添削して[更新する]を押しましょう。 ライセンス表記と同じですね。 『他の各キャラがこのキャラに挑める1日毎の回数制限(0:制限なし、最大100)』 ・文字通り1キャラがこのキャラクターに挑める回数制限を設定します。 勘違いしがちなのですが挑める回数は 『1ユーザーではなく1キャラ』 です。 つまり同一ユーザーであってもキャラクターを変更すれば何度でも対戦できると言う事ですね、法の抜け穴みたい。 Discordで行われたユーザーアンケートの結果を見ると連戦回数は10回以下、次いで5回以下でも満足できるプレイヤーが多い様なので、回数制限をする際には1〜10の辺りで行うのが良いでしょう。回数制限かけなくちゃいけないくらい人気のキャラクターを作りたいぜ。 特別な理由がない限りは0(無制限)のままで設定しておくのが良いでしょう。 『バトルロワイヤルに参加させる』 ・オプションとはまた違いますが、月始めに定例開催されているバトルロワイヤルへの参加表明をする□欄です。 参加条件や詳しい内容は薄いグレーで書かれた部分と、AIバトラー画面の左上↖︎「Ξ」みたいなマーク→「バトルロワイヤル」と書かれた文字を押せば詳細がわかります。 複数キャラクターに☑️を入れている場合それらキャラクターの中から一体選出されます。NGワードに引っかかってないか☑️して参加表明をしましょう。 ※バトルロワイヤルはプレミアムプラン加入者限定イベントです。(10/14現在、参加条件の変更が開発者だらさんから仄めかされています。) 『このキャラのNGワードをチェック』 ・バトルロワイヤルに参加するキャラクターのためのボタンです。ボタンを押せばNGワードに引っかかっていないかが一発で分かります、NGワードチェッカーですね。 !注意! NGワードをチェックする場合は """必ずキャラクターの更新ボタンを押してから""" NGワードをチェックしましょう。 このチェッカーは[更新する]のボタンを押して保存されたキャラクターのデータをチェックして、NGワードがないか確認しています。[更新する]のボタンを押す前の作成途中のキャラクターで使用しても意味が無いので、必ず[更新する]を押してからNGワードをチェックしましょう。 また、キャラクターにNGワードが複数存在する場合、そのうちの一つしか表示されません。該当する部分を削除していき[更新する]のボタンを押してから、NGワードをひとつひとつ取り除いていきましょう。 『公式OpenAIのAPIを使用する』☑️ ・コンテンツフィルターがどうしても作用してしまう場合の逃げ道です。使用非推奨。開発者だらさんから「近々削除する予定です。」と言及されています。 いかがでしたか?オプションの内容について一通りまとめてみました! 他にも画面右上↗︎の[名前]→[マイページ]から[プロフィール]を押して 「自分のキャラクター一覧に表示されるユーザー名の変更」、 「自分のキャラクター一覧に表示されるプロフィールの入力」も出来ます。 NGワードの追加もできますね。ついでにNGワードについても少し書いておきます。 『NGワード』 ・NGワードに追加したワードを持つキャラクターとの"対戦結果"が見えなくなる機能です。 "対戦自体は可能"です。 あくまでNGワードのものを見ないための自衛として使いましょう。 オプションの説明は以上です。長々とした説明を最後まで読んでくださりありがとうございました。 これで☑️すべきオプションやその効果が理解できたかと思います。 実際にこれらのオプションを使用したキャラクターを以降のダンジョン内に置いておきますので、実際に対戦を行いながら確認していただけたら幸いです。 長文にお付き合い頂き有り難うございました。 ↓以下、出力命令についてです↓ このキャラクターこと「ごつお【チュートリアル】」ですが出力命令で最後に描写する内容を指定して終えています。 今回は「オプションの説明をするぜ!」としています、あなたのキャラクターが強すぎると上手く描写出来ていないかも知れませんが……。 最後に「」の描写で終えよ。 これは、対戦の内容とは関係なく行われる描写なので強制力が高いです。「」の中を「続く……」などに変えればアニメの終わりの様な描写も可能ですね。 思い通りの出力にできる、それは素晴らしい事ですが、出力命令は本当に取り扱いに気をつけなければ行けない部分です。 例えばこれが 「相手の尊厳を破壊するような内容」 だった場合はどうでしょう?対戦相手がログを見たらどう思うでしょうか? いい対戦結果だ!と思って1番下までスクロールして行ったら見たくないものを見てしまった、なんて事になってしまったら、大抵のユーザーは非常に不快な思いをします。 なぜこれほどまで口を酸っぱくして出力命令に言及しているのか、ここを読んでいるだけの人には無関係な事じゃないのか、そう思われるかもしれません。 ですが、実際に"そういうプレイヤー"が確実に存在しています。 それらの事を狙ってやっている様な輩のことは別に良いのです、ブロックするので。ただ、気づかないうちにそうなる可能性はあるのです。 出力命令は強めすぎると自分の思い通りの展開にできるという反面、ストーリーとしての面白さ、相手へのリスペクトは損なわれます。 出力命令は自分都合の展開ばかりにならない様に注意して記述しましょう。直接指定しなければそこまで悪さをしないので、ホラー小説や英雄譚など、キャラクターに寄り添ったものを盛り込んでいきましょう。 ちなみにそれらの制限を解除(出力命令による自分都合の展開の押し付け)をするキャラクターは『ガチ』と呼ばれます。 それぞれのキャラクターにはそれぞれの棲み分けの様なものがあるので、相手の注意書きやタグ、能力などを見ながら対戦させるキャラクターをキチンと選びましょう。